群馬県の上野村には
関東最大の鍾乳洞と言われる「不二洞」や、
巨大な歩行者専用吊り橋「上野スカイブリッジ」、
こたつで星空観賞のできる宿「まほーばの森」などの観光スポットがあります。
冬には巨大な氷瀑も見ることができることができるんですよ。
というわけで今回は、上野村に行ってわかった「上野村のおすすめ観光スポット5選」と、おすすめのレストラン、次に行くならこうする!と思った旅行プランをご紹介します!
※氷瀑の行き方だけ知りたい方は、こちらまで飛んでください。
目次
※こちらの記事は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします。
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上野村のおすすめ観光スポット①「不二洞」
「不二洞(ふじどう)」は、関東最大の鍾乳洞です。
全長約2.2kmの巨大な洞窟は、探検気分を味わえる楽しいスポットです♪
※不二洞については、こちらに詳しく書きました。 → 「「不二洞」に行ってみた!アクセス・服装・周辺観光地を紹介!」
不二洞 情報
・住所 : 群馬県多野郡上野村川和665
・電話 : 0274-59-2146
・時間 : 9:00~17:30(入場券の販売は16:30まで)。冬季は10:00~15:00。
・休み : 無し(気象条件によっては臨時休業となる場合もあり)
・料金 : 800円(まほーばの森に宿泊すると、100円割引で700円になる)
・所要 : 約40分
< 個人的な感想・評価 >
・満足度 : ★★★★
・インスタ映え度 : ★★★★
・探検度 : ★★★★★
上野村のおすすめ観光スポット②「上野スカイブリッジ」
「不二洞」のすぐ近くにあるのが、巨大な歩行者専用吊り橋「上野スカイブリッジ」です。
4月~11月にはシャボン玉が飛ぶ楽しい仕掛けも。
※上野スカイブリッジについては、こちらに詳しく書きました。 → 「上野スカイブリッジのアクセスを紹介!」
上野スカイブリッジ 情報
・住所 : 群馬県多野郡上野村川和665
・電話 : 0274-59-2146
・時間 : 8:30~17:15(冬季は16:30まで)
・休み : 無し(気象条件によっては臨時休業となる場合もあり)
・料金 : 100円
・所要 : 5~15分
・メモ : シャボン玉が出てくるのは、4月~11月の10:30~15:30(天候の悪い日は休止)。それ以外の期間でも、まほーばの森でシャボン玉を購入できる。
< 個人的な感想・評価 >
・満足度 : ★★★
・インスタ映え度 : ★★★★
・絶景度 : ★★★★
上野村のおすすめ観光スポット③「浜平温泉 しおじの湯」
「浜平温泉 しおじの湯」は上野村の温泉施設です。
新しく、広々とした館内には
休憩室もあって
のんびりと滞在することができます。
温泉は少しぬるめで、ゆっくり入るにはちょうど良い温度。
お肌に良いとされる「メタケイ酸」がたくさん含まれていて、「美人の湯」とも呼ばれています。
実はこの温泉、飲むこともできるんですよ。
少しだけ酸味を感じるこの温泉水は、美肌作りにも最適なんだとか。女性には嬉しいですね!
浜平温泉 しおじの湯 情報
・住所 : 群馬県多野郡上野村大字楢原3487-2
・電話 : 0274-59-3955
・時間 : 11:00~20:00 (季節によって変わる場合あり)
・食堂 : 11:30~14:00、17:00~19:30
・休み : 火曜、年末(季節によって変わる場合あり)
・料金 : 500円
・所要 : 40分~1時間
・メモ : フリーWifiあり。冬季(1月~3月)以外は、露天風呂も楽しめる。冬季は早く閉まる場合があるので要確認。我々が行った日は18時閉館でした。
< 個人的な感想・評価 >
・満足度 : ★★★★
・インスタ映え度 : ★
・リラックス度 : ★★★★★
上野村のおすすめ観光スポット④「中止の滝」の氷瀑
冬にぜひ行っていただきたい絶景スポットといえば、
「中止の滝」の氷瀑です。
実はここに行くまでの行程は、想像以上にハードでした。
駐車場から、山道を20分ほど歩かなくてはいけないのですが、この山道が大変なんです…。
なぜなら、道がツルッツルに凍っているから!
しかも坂は急、道幅は狭い、周りにつかまる場所がない、一歩踏み外せば隣は急斜面…という危険状況のオンパレードです。
登山靴を履いていったのに、ツルツル滑って、怖いのなんの!
スパイク付きの長靴を履いていた方に手を引っ張ってもらい
なんとか登ることができました。(一人だったら諦めていました)
急な坂道を10分ほど登った先には、
手すりが整備されているので、ここからは安心です(でも油断は禁物)。
大きな岩を越え
少し進むと
…あ!!
ついに現れました! 長さ約35メートル、最大幅約4メートルの巨大な氷瀑です!
はしごを下りて、近くまで行ってみましょう。
なんと美しく力強い氷瀑でしょうか…!
その大きさとあまりの迫力に、思わず言葉を失いました。
今年は寒さが厳しかったため、例年の約2割増しの大きさまで成長したそうです。
ちなみに、ここ「中止の滝」の名前は、江戸時代に測量に来た役人が、滝のあまりの美しさに「作業中止じゃ!」と言ったことに由来しているそうです。
それにしても、この青さといい
この繊細さといい、
この大きさといい…
なんと完璧な氷瀑でしょうか。
自然が作り出した氷の芸術作品は、圧倒的な美しさをまとっていました。
なお、帰りは危険な下り坂です。
手すりがあるところも、油断して歩くとツルっと滑ります。
滑らないように、滑らないように…と慎重に進んで
なんとかゴール!(変なところに力が入っていたせいで、翌日は全身筋肉痛になりました)
冬に来るなら、軍手とアイゼン(またはスパイク)が必須アイテムだと思いました。
※冬場は登りも下りも大変危険なため(特に手すりのないところ)、アイゼンを持っていない方は、やめておいた方がいいと思います。Amazonなら1,000円ちょっとで買えるので、必ず持っていきましょう。
↓
Soomloom 19本爪 スノースパイク アイゼン |
なお、上野村には他にも滝がいろいろあるので、夏場は滝巡りも良いと思います。
中止の滝 情報
・住所 : 群馬県多野郡上野村楢原
・電話 : 0274-20-7070(上野村産業情報センター)
・料金 : 無料
・所要 : 40分~1時間
・メモ : 氷瀑の見頃は2月前後。氷瀑の状況は、上野村のホームページに更新されています。 → 氷瀑の見頃のページ一覧
< 個人的な感想・評価 >
・満足度 : ★★★★★
・インスタ映え度 : ★★★★★
・危険度 : ★★★★★
上野村のおすすめ観光スポット⑤「旧黒澤家住宅」
「旧黒澤家住宅」は、国指定の重要文化財です。
ここは江戸時代、大庄屋(簡単に言うと、その地域で一番偉い人)のお家でした。
屋根に積まれた大量の石が、特徴的ですよね。
実はこんなに大きい石が、約3,400個も積まれているんですよ!
当時、この辺りは都会と隔絶した山里でした。そのため山で簡単に手に入る栗の木を、屋根の材料にしていたのです。
石を置いているのは、板が飛ばないようにするため。でも嵐のときは板が飛んじゃって、屋根に穴が開いていたそうです…!
雨や雪で板が腐ってしまうので、3年に1度、葺き替え作業をしていたのだとか。大変な重労働ですよね。
「旧黒澤家住宅」には、玄関が3つあります。
一番手前の小さな玄関が、「大戸口(だいどこ)」と呼ばれる勝手口。普段はこの玄関を使っていました。
真ん中にあるのは「むらげんかん」。村の行事の時に使われていた玄関です。
一番奥にあるのは「式台」と呼ばれる特別な玄関。とっても偉い人(お代官様など)をお迎えするときに使う玄関です。
庶民の我々は、大戸口から中へ入りましょう。
中に入ると、すぐ左手に
お風呂がありました。
靴を脱いで進むと、中央に囲炉裏の置かれた茶の間があります。
こちらの茶の間は、広さ31畳。一部吹き抜けのある開放的な作りになっています。
茶の間の奥には、たくさんの部屋がありました。
間取りを見ると、ものすごい部屋数ですよね!
一番奥にあるのは、「上段の間」「中段の間」「中の間」「休憩の間」の4部屋。
幕府のお代官様が来た時は、身分ごとに分かれて、これらの部屋に泊まったそうです。
それにしても、さすが元お偉いさんのお屋敷。
広くて豪華な作りです。
…でも寒い。家の中なのに、吐く息が白いです。
だって玄関が、障子1枚しかないんです。こりゃ寒いわ。
…と思ったんですが、昔は火鉢を並べていたそうです。なるほど。
2階に上がると、
仕切りのない、広々とした空間が広がっています。
ここはかつて、養蚕のために使われていたそうです。
当時使っていた道具が展示されていました。
水田に恵まれない山間地は、養蚕による収入が大きかったそうです。
当時の貴重な道具の数々を見ることができました。
旧黒澤家住宅 情報
・住所 : 群馬県多野郡上野村楢原200-9
・電話 : 0274-59-2657(上野村教育委員会)
・時間 : 9:00~16:00
・休み : 水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/3)
・料金 : 300円
・所要 : 15~30分
< 個人的な感想・評価 >
・満足度 : ★★★
・インスタ映え度 : ★★★
・学び度 : ★★★★
上野村のおすすめ飲食店
上野村は小さな村なので、飲食店の営業時間は全体的に短めです。
特に冬場は、営業時間や定休日が変わる可能性もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
以下、上野村でおすすめの飲食店を紹介します。
福寿庵本店
上野村で人気のお蕎麦屋さんといえば「福寿庵本店」。
広々とした店内には椅子席と座敷があって、ゆったり過ごせます。
ボリュームのある手打ち蕎麦は、歯ごたえがあって美味しいです。
福寿庵本店 情報
・電話 : 0274-59-2267
・時間 : 11:00~15:00(14:45オーダーストップ) ※冬季は14:00まで
・休み:水曜
・料金 : ざるそば700円、十石そば950円…など
レストランまほーば
今回宿泊した宿「まほーばの森」にあるのが、「レストラン まほーば」。
夕飯も朝食も、とても美味しかったです。
夕飯や朝食は、宿泊者限定のサービスとなりますが、ランチタイムも営業しています。
イノブタ・カレーや、イノブタ・ホットドッグが人気なのだとか。
レストランまほーば 情報
・電話:0274-40-6013
・時間:10:00~16:00(冬期は15:00まで)
・休み:水曜・木曜(※8月中のみ無休)
・料金 : いの豚カレー800円、いの豚丼900円…など
・メモ:朝食・夕食は宿泊者のみ。冬季の営業時間は要確認。
白井宿
こちらは上野村の集会場である「白井宿」。
飲食店ではないのですが、事前に予約すると、村のおばあちゃんが手料理をふるまってくれるのです。
自家製の野菜を使った手料理はどれも美味しく、ついつい箸が進みます。
いろりを囲んで、地元の方との温かいひと時が過ごせました。
ちなみに白井宿の近くには、隠れキリシタンのお墓もあります。
白井宿 情報
・電話:0274-20-7070(上野村産業センター)
・料金 : 1,000円~。
・メモ:早めの予約が必要。予約は2名からOK。
母の菜豆
カフェ好きな方におすすめしたいのが「母の菜豆(かかのさと)」。
とっても可愛い内装と
おしゃれな食器、
暖かい暖炉のある自宅カフェです。
残念ながら冬場はお休みしているため、4月~12月に行きましょう。
母の菜豆 情報
・電話:0274-59-2542
・時間:11:30~15:00
・料金:おまかせスイーツセット(手作り小物付き)1,000円 など。ランチもあり。
・休み:日・月・火曜と、冬季(1~3月)
・メモ:事前予約(なるべく前日までに)が必要。場所は「上野村いこいの里」の敷地内に入り、正面の渡り廊下をくぐって、道なりに約100メートル進むとある。
私ならこう回る!冬の上野村1泊2日プラン
上野村の観光スポットを地図にまとめると、こんな感じです。
「次に行くならこうする!」と思った旅行プランが以下。
9:30頃 東京発 → 12:00 上野村着 → 12:00~13:00 白井宿(1~3月以外なら、母の菜豆)でランチ → 13:15~14:00 旧黒澤家住宅 → 14:30~15:30 中止の滝 → 16:00~17:00しおじの湯 → 17:20~まほーばの森でゆっくり。こたつで星空鑑賞。
<2日目>
8:30~9:30 朝食後チェックアウト → 9:35~9:50 上野スカイブリッジ → 10:00~11:00 不二洞 → 11:10~11:40 道の駅でお土産購入 → 11:45~12:30 福寿庵本店でランチ → 13:50~16:00 富岡製糸場見学 → 16:10~16:50 カフェドロームで休憩 → 16:55~17:10 富岡製糸場のライトアップを鑑賞(ライトアップが行われている時期の場合) → 19:10頃 東京着
※車でまわるプランです。冬場はスタッドレスタイヤまたはチェーンの携行がおすすめです。お店は定休日にご注意ください。白井宿は早めの予約が必要です。
上野村の帰り道、ちょうど良いところに「富岡製糸場」があるので、こちらも見学するプランにしました。
山登りはちょっと…という方や、のんびりしたい方は、1日目の午後はコテージでゆっくり過ごすか、温泉巡りをしても良いと思います。(上野村には先ほど紹介した「しおじの湯」以外にも、3つの温泉施設があります)
帰りに寄りたい世界遺産・富岡製糸場
上野村から東京に向かう途中にあるのが、世界遺産の「富岡製糸場」です。
明治5年(1872年)に建てられた富岡製糸場は、日本初の本格的な製糸工場。
レンガの建物がとてもフォトジェニックです。
明治初期の建物がほぼそのままの形で残されているため、
まるで明治時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができるんです。
音声ガイド(200円)を借りると、各建物についての細かい説明が聞けるのでおすすめです。
こちらは国宝に指定されている「繰糸所(そうしじょ)」。
中に入ると、ずらっと繰糸器が並んでいます。
富岡製糸場は、カイコの作るマユを原料にして、生糸を生産する工場でした。
かつては、ここで300人の女工さんたちが、一斉に作業していたそうです。
フランスの技術を導入した富岡製糸場は当時、最新の技術を誇っていたのだとか。
繰糸所から少し歩くと、
診療所や
女工さんたちの住んでいた寮がありました。
…それにしても広い!
閉館時間を18時と勘違いしていたせいで(18時ではなくて、17時だった!)、すべて回りきることができず残念でした。
見どころが豊富なので、今度またゆっくり訪れたいです。
ちなみに冬場は観光客が少ないため、写真も比較的ゆっくり撮ることができます。
時期によっては、ライトアップが見れることも。
絹で作られた絹灯篭によるライトアップは、とっても幻想的です。
帰り道も、富岡の町のいたるところで
絹灯篭が優しい光を添えていました。
富岡製糸場 情報
・住所 : 群馬県富岡市富岡1-1
・電話 : 0274-67-0075
・時間 : 9:00~17:00(最終入場 16:30)
・料金 : 1,000円
・所要 : 1~2時間
・メモ : ガイドツアーへの参加、音声ガイド機の貸出はそれぞれ200円。
富岡製糸場近くのおしゃれカフェ
富岡製糸場から歩いてすぐのところに、とっても可愛いカフェがあるんです。
それが「CAFE DROME (カフェ ドローム) 」。
古民家を改装したカフェで、外見はさることながら
中も、ビックリするほど可愛いんです…!
特に素晴らしいのが、2階の席。
…貴族の応接間か!? と思うほど上品な空間です。
こんなに素敵なカフェ、東京でもなかなかお目にかかりません。
しかもスイーツが美味しいのなんの!
特に、この味噌プリンが絶品でした。
「プリンそこがみそ」という名前の通り、なめらかなプリンの底に富岡産の味噌を使用した特製のカラメルソースが入っているんですが、
この味噌が主張しすぎず、かといって存在感が薄いわけじゃない…絶妙なバランスを保っているのです。
シフォンケーキも、しっとりふわふわ! とても美味しかったです。
ぜひ味わってみてください^^
カフェ ドローム 情報
・電話:0274-67-1123
・時間:8:30~17:00(ラストオーダー)
・休み:年末
・料金:シフォンケーキセット1,050円、プリンそこがみそセット1,000円など
ところで、上野村ってどんな村?
さて、今回紹介した「上野村」。今さらですがここで、上野村がどんな村かを詳しく紹介しておきましょう。
上野村は群馬県の南西部、長野県・埼玉県との県境に位置しています。
面積の95%を山林が占める上野村は、人口約1,220人。群馬県で最も小さな自治体です。
村にはコンビニがありません。
一番大きなスーパーも、
18時半には閉まっちゃうのです。
移住者の多い上野村
上野村では高齢化による人口減少が問題となっていました。
しかし行政が積極的に仕事を生み出すことで、若い移住者が増加し、現在は人口の約2割が移住者となっています。
実は、前回紹介した「まほーばの森」も
先ほど出てきたお蕎麦屋さんも
日帰り温泉施設も、第3セクターという形を含めれば、全部上野村が運営している施設なんです。
御巣鷹山の事故
上野村といえば、御巣鷹山の事故も大変有名です。
今から30年以上前、上野村にある御巣鷹の尾根に、日本航空の飛行機が墜落し、多くの人々が亡くなったのです。
不安定に揺れる飛行機の中で、家族への遺書を書き残した乗客も複数いたそうです。
飛行機が墜落したのは夜、しかも人里離れた山の中だったので、場所の特定が遅れました。
結局、救助が開始されたのは翌朝のこと。上野村の消防団も救助活動に加わりました。
しかし飛行機に乗っていた524名中、著名人を含む520名が帰らぬ人となってしまいました。
「上を向いて歩こう」や「明日があるさ」など数多くのヒット曲で知られる坂本九さんもこの事故で亡くなっています。
実は、お笑い芸人の明石家さんまさんも、この飛行機に乗る予定だったそうです。たまたま直前の収録が早めに終わって、一便早い飛行機に振り替えたため、事故を逃れたのだとか。
上野村には、航空機事故で亡くなった方々を追悼するための「慰霊の園」があります。
慰霊塔は、御巣鷹の尾根に向かって合掌する形で立っていました。
環境に良いエネルギー
上野村の公共施設で、たまに見かけるのがこちら。
ペレットストーブです。
ペレットストーブの燃料は、
こちらの「ペレット」。
上野村でとれた木を固めてつくられています。
村の木を資源とするペレットストーブを使えば、村にいる林業の人へお金が行くし、いらない木を有効活用できるし、環境にも良いし、燃料費を外に支払わなくてすむし…と一石四鳥です。
ペレットは10kg420円。暖房コスト的には、灯油と同じか、ペレットの方が少し安いくらいなんだとか。
ペレットストーブ自体は30~40万円ほどしますが、上野村ではペレットストーブ購入にあたって、8割も補助金が出るんです。
ちなみにペレットストーブは自動で換気してくれるため、つけっぱなしで寝てもOKです。便利!
上野村には、ペレットを使った発電所もあります。
それが「きのこセンター」の敷地内にある「木質バイオマス発電所」。
現在、発電した電気はすべて「きのこセンター」で消費しているそうです。(きのこセンターはその名の通り、きのこを育てている施設です)
上野村のお土産
上野村で人気のお土産といえば「イノブタカレー」。
上野村特産のイノブタ肉が入ったカレーです。
イノブタはイノシシとブタをかけ合わせた珍しい動物です。
柔らかくて味わい深いイノブタ肉が入ったカレーは、甘口でとても美味しかったです。
その他にも、
昔ながらの手法で作られた「十石みそ」や
木工製品も、お土産の定番です。
道の駅の隣にある「ウッディー上野村銘木工芸館」では、
可愛いおもちゃから、
素敵な食器、
大きな家具に至るまで
様々な木工製品が販売されています。
最後に
美しい星空と、
大自然の作り出す絶景、
ワクワクするような探検スポットなど…様々な見どころのある上野村。
東京からも近いので、ぜひ一度訪れてみてください^^
※前回の記事 → 「【群馬のおすすめ星空スポット】コタツで寝ながら星を見る!まほーばの森」
コメント
群馬県にそんな場所があったなんて!!!もう終わりですか??
by 群馬大学 2018/03/14
> 群馬大学 さん
お返事遅れてすみません…!
私も上野村のことは今回の旅で初めて知りました。とても素敵な場所ですよね^^
上野村編は今回で終わりですが、また群馬に遊びに行ったら、ブログでレポートしますね!
by りりー 2018/03/20