旅行記ブログ:りり記

マウントクックのトレッキングに挑戦!フッカーバレーが超絶景だった

公開日:2018/3/31 

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ニュージーランドで一番高い山といえば…

マウント・クック」。

そんな「マウント・クック」を眺める人気のトレッキングコースを歩いてきました!


マウント・クック国立公園内のおすすめホテルやレストラン情報と共にレポートします♪


※この記事は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします。
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(私が参加したニュージーランド・ツアーはこちら

「マウント・クック」ってどんな山?

ニュージーランドの先住民・マオリの言葉で「アオラキ(=雲を貫くもの)」と呼ばれる山「マウント・クック」。

標高は3,724mと富士山より低いものの、登頂難易度は非常に高いと言われています。


常に雪と氷河に覆われいるマウント・クックは、天候が変わりやすく、遭難事故が多いのです。


でもマウント・クック周辺のトレッキングコースを散策する程度なら、初心者でも全く問題ありません。

おすすめトレッキングコース「フッカー・バレー」

マウント・クック周辺にはいくつかトレッキングコースがあるのですが、一番人気のコースといえば「フッカー・バレー・トラック」。

フッカー川を眺めつつ、フッカー湖まで歩く片道1時間半ほどのトレッキングコースです。

ちなみに「トレッキング」といっても、全然レベルの高いものではありません。


よく整備された道なので、誰でも簡単に歩けます。ジーンズとスニーカーで来てるような観光客も多かったです。


コースに咲いている花や植物の名前を詳しく知りたいなら、ガイドさんと一緒に歩いたほうがいいですが、道もわかりやすいので、自分たちだけで行っても大丈夫。

*ガイドさんと行く場合は、細かく説明してもらえる分、時間がかかるので、あまり時間がないなら自分たちで行ったほうがいいかも。

いざ、フッカー・バレー・トラックへ!

フッカー・バレー・トラックの出発地は、

こちらの「ホワイト・ホース・ヒル・キャンプ場」です。


私の泊まったホテル「ハーミテージ」からは、歩いて30分弱のところにありました。


ハーミテージから少し道路を下り、しばらく道路沿いを歩くと、


フッカー・バレー・トラックへと続く小道が現れます。


この小道が、とっても素敵だったんです。


マウント・クックを正面に眺めながら、人のいない静かな道を歩いていると、


自然と心が穏やかに静かになってきます。

ここの分岐は、看板に従い右へ


美しい景色に見とれながら歩いていたら、あっという間にキャンプ場に着いてしまいました。


ここからフッカー・バレー・トラックが始まります。

ホワイト・ホース・ヒル・キャンプ場


少し進むと、マウントクックの姿が見えなくなり


「← Mueller Lake Lookout → Hooker Valley」という看板が現れました。

「Lookout」というのは、展望スポットのこと。


せっかくなので、左手の展望台に立ち寄ってみると、


とっても良い景色!


「ミューラー湖」と


「セフトン山」を見晴らすことができました。

セフトン山は標高3,151メートルで、ニュージーランドでは4番目に高い山。


迫力があって、カッコいいです。


展望ポイントを過ぎると、吊り橋が見えてきました。


こちらが第一の吊り橋です。

吊り橋からの眺めも素敵!


このフッカー・バレー・トラックでは、全部で3つの吊り橋をわたるのです。


第一の吊り橋を渡って、30分弱歩くと


第二の吊り橋が現れます。


この橋の正面には、セフトン山が! なんという絶景でしょうか…!!


ちなみに、橋はけっこう揺れます。

第二の吊り橋を渡ると、

さっきまで山影に隠れていたマウント・クックが姿を現しました。


…カッコいい!!


フッカー川を眺めつつ、のんびり歩きます。

マウント・クックを正面にのぞむ、最高のトレッキングコース

マウント・クックと一緒にパチリ!


しばらく進むと、木道が現れました。


全体的によく整備されていて、歩きやすいです。


それにしても、いい天気! 

実は、マウント・クックがここまで晴れているのは、かなり珍しいそうです。


というのも、マウント・クックの年間降水日数は約150日。


マウント・クックは基本的に、雲に隠れていることのほうが多いのだとか。


しばらく歩くと、第三の吊り橋が現れました。

橋の上から、手を振ってみたよ


この橋を渡ったら、ゴールまではあと少し。


最後のカーブを曲がると


ゴールのフッカー湖が現れました!


机と椅子があるので、休憩に最適です。


左手に伸びる道を下ると


湖のすぐ近くに出られます。


不思議な色の湖だなー。


このフッカー湖は、フッカー氷河の後退によって形成された氷河湖なんです。


奥に見える壁のようなものは、氷河。


ときどき、氷河が湖をぷかぷか浮かんでいました。

岸辺に流れ着いた氷河

せっかくなので、GoProでタイムラプス動画を撮ってみました。
 ↓

(最後のほう、右端にプカプカ氷河が流れているの、わかりますか…?)


ふと左手の山肌を見ると、


溶けた氷河が滝のように流れていました。

さて。

山と湖の眺めを存分に堪能したら、


来た道を戻ります。

行きは気付かなかったのですが、


第三と第二の吊り橋の間に


簡易トイレらしきものが見えました。

おそらくこのコースの中で、トイレはここしかない


ふと振り返ると、マウント・クックが…あれ!?


なんか…人間の顔みたい!


そんなマウント・クックに別れを告げ、


再び吊り橋を渡り、


キャンプ場でトイレを借りて、


ホテルへと戻ってきたのでした。

フッカー・バレー・トラックのコースタイム

今回のコースタイムは以下の通りでした。

8:08 ホテル・ハーミテージ発 → 8:38 ホワイト・ホース・ヒル・キャンプ場 → 8:56 第一の吊り橋 → 9:22 第二の吊り橋 → 10:21 第三の吊り橋 → 10:35~11:35 フッカー湖 → 11:47 第三の吊り橋 → 12:12 第二の吊り橋 → 12:31 第一の吊り橋 → 12:46 ホワイト・ホース・ヒル・キャンプ場 → 13:13 ホテル・ハーミテージ着

行きは写真や動画を撮りながらだったので、かなりのんびりペースで歩いてます。帰りはトイレに行きたかったので、基本、早歩きでした。

コース自体は難しい場所もないので、悪天候でなければ、誰でも簡単に歩けます。

おすすめホテル「ハーミテージ」

マウント・クックで最も有名なホテルといえば、

やはり「ハーミテージ・ホテル」でしょう。


マウント・クック国立公園内でも、ひときわ目立つ大きなホテルで、


登山家をはじめ、数多くの旅行客が利用してきた歴史のあるホテルです。


わたしが泊まった部屋には、


バルコニーがついていて、


真正面に、マウント・クックを眺めることができました。

部屋には双眼鏡も備え付けられていました


いや~、なんと贅沢な眺めでしょうか…!


これなら、タイムラプスも撮り放題。

実はここ「ハーミテージ」は、ほとんどの部屋からマウントクックの景色を眺めることができるのです。

テカポ湖では寒い深夜に、外で星空タイムラプスを撮影しましたが、ここならバルコニーにカメラを放置して、ゆっくり眠ることができちゃいます。ラッキー♪

バルコニーから撮った星空


マウント・クック周辺は「ダークスカイ・リザーブ(星空保護区)」に認定されているため、夜には美しい星空が広がるのです。


こちらがバスルーム。


バスタブ付きです。

マヌカハニーのシャンプーがすごく良い香り!


朝食会場のレストランも、眺めが最高でした…!

マウント・クックを見ながら頂く朝食は、格別!


バイキングの種類も、めちゃめちゃ豊富で


日本食までありましたよ。

 

ちなみに、夕方になると、

正面玄関近くの芝生に


野ウサギが沢山いました。かわいい…♪

ザ・ハーミテージ・ホテル・マウント・クック 宿泊情報

・住所:89 Terrace Rd, Mount Cook National Park 7999
・時間:チェックイン14時から、チェックアウト10時まで
・メモ:無料Wi-Fiあり。
・ホテルの詳細:こちら

マウントクックのおすすめレストラン

テカポも小さい村でしたが、マウント・クックはそれ以上に小さな村でした。

当然レストランの数も少なく、選択肢は限られてしまいます。

そんな中、ものすごく良かったのが

こちらの「パノラマ・レストラン」。

ハーミテージ・ホテルの中にあるレストランで、

マウント・クックを眺めながら、食事を楽しむことができます。


しかも、数々の賞を獲得しているだけあって、料理がめちゃくちゃ美味しいんです!!

ペコリーノとパンプキンのアランチーニ

サクサクの衣の中には、美味しいリゾットが…!

ヤギチーズのムース。美味!

ラムのロース肉

柔らかくて、牛肉みたいで、とっても美味しい!

チョコレートとチェリーのトルテ


どれもこれも本当に美味しくて、夢のようなひと時でした…!

パノラマ・レストラン 情報

・時間:18:00~22:00(季節によって変わる)
・メモ:シーズン中は満席になりやすいので、事前予約が必須。
・休業:冬季は休業となるが、隣にあるアルパインレストランで同じコースメニューが提供される。

おすすめ軽食スポット

ちょっとしたランチや軽食におすすめなのが、

「サー・エドモンド・ヒラリー・カフェ&バー」。


ハーミテージ・ホテルの2階にあるこちらのカフェには、


サンドイッチやサラダ、


ケーキなど軽食がたくさん揃っています。


こちらは、ニュージーランドの国民食であるパイ。


種類豊富に取り揃えられています。


私は月模様が可愛かった、チキンパイをゲット。

クリーミーチキン・パイ:NZ$7(約540円)


中には、チキンがぎっしり詰まっていました。

サー・エドモンド・ヒラリー・カフェ&バー 情報

・時間:9:30~17:00(季節によって変わる)
・メモ:暖かい時期は17:00以降も、バーとして営業

マウント・クックへの持ち物

以下、マウント・クック周辺をトレッキングする際に、持っていった方がいい物を紹介します。
(必要ない方は、こちらまで飛んでください。)

□ 吸汗速乾の服

長時間歩いていると汗をかきやすいので、吸汗速乾の服を着ていくと楽です。汗で服がぬれると、休憩中に体が冷えてしまいやすいので。

Honour Fashion トレーニングウェア

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下着も吸汗速乾素材のものが便利です。
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特にハイキングやトレッキング後、すぐに次の移動がある場合、シャワーを浴びる暇がないので、吸汗速乾素材の服が必須だと思いました。(吸汗速乾素材の服なら、サラッとしているので、汗でベタつきません)

靴は、歩きやすいスニーカーを履いて行きましょう。

□ 帽子・サングラス・日焼け止め

天気の良い日は日差しがとても強いため、帽子やサングラスが必須です。

帽子は首元もカバーしてくれるハットタイプがおすめ。
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THE NORTH FACE ホライズンハット

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日焼け止めも、こまめに塗りなおしましょう。

ビオレ さらさらUV アクアリッチ

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私は手に日焼け止めを塗り忘れたせいで、手の甲が真っ赤に日焼けして、後でヒリヒリ痛みました。

□ レインウェア

マウント・クック周辺は雨が多く、一年の半分くらいは雨だそうです。

突然、天気が崩れてしまう可能性もあるので、レインウェアは必需品。安いやつでもいいので、上下分かれたものを持っていきましょう。
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ラミディレインスーツ

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□ 飲み物・軽食

トレッキングコース周辺には、売店はもちろん、自動販売機もありません。飲み水は、十分な量を持参しましょう。

ちょっとしたお菓子やアメがあると、小腹がすいた時にも便利です。

最後に

アオラキ・マウント・クック国立公園はその美しさから、世界遺産にも登録されています。


マウント・クックを眺めるハイキングコースは、絶景の連続なので、ぜひとも歩いてみてください^^

次回「【クイーンズタウン観光完全ガイド】超人気スポットと絶景レストラン」につづく。

今回の旅行は、エス・ティー・ワールドさんのニュージーランド・ツアーに参加しました。

> 私が参加したツアーはこちら

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※こちらの記事もおすすめです。
・「【テカポ湖へ行く前に知りたい情報10選】行き方やホテル、絶景星空スポットなど
・「ダニーデンに行ってわかった!ダニーデンの超おすすめ観光スポット3選」 
・「不思議な絶景・モエラキボルダーと、19世紀の町並み・オアマルを訪ねて


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コメント

  • はじめまして。定年退職を迎え妻と海外旅行へ行こうと相談していまして文化財などの多い観光地よりも自然の多い場所を探していました。英語が全く話せないため今まで海外旅行に行ったことがありませんでしたが、ツアーだと英語は話せなくても大丈夫でしょうか?素晴らしい景色の写真を見てニュージーランドに行ってみようと決めましたが治安面も若干不安です。治安は良いのでしょうか?

    by 定年 €2018/04/01

    • >定年 さん
      はじめまして。お返事が遅くなってすみません…!
      自然が多くて、治安の良い国を旅したいなら、ニュージーランドがピッタリですよ^^ (ニュージーランドは治安がすごく良いので、初めて海外に行かれる方でも安心です)
      ツアーで行く場合は、英語が話せなくても、そこまで問題ないと思います。(わからないことがあれば、日本人スタッフに相談すればいいので)
      心配でしたら、一応「指さし会話帳」(海外旅行で使うフレーズの乗った小さな本)を持っていくと、安心です。 → https://amzn.to/2q7A8Gl
      奥様とのご旅行、楽しいものになると良いですね♪ またわからない点があれば、なんでも聞いてください!

      by りりー €2018/04/05

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