旅行記ブログ:りり記

大天井岳(おてんしょうだけ)の超絶景と、大天荘の絶品ランチ

time 公開日:2014/11/22   

常念岳から燕岳までの北アルプス縦走ルートは、絶景の連続!


中でも、大天荘から10分ほどで行ける「大天井岳(おてんしょうだけ)」からの眺めは最高でした!

というわけで今回は、常念小屋~燕山荘までの北アルプス絶景登山ルートをレポートします。


※北アルプス縦走旅行記を最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
 ⇒「登山初心者だけど、北アルプス(常念岳~燕岳)を縦走してきました!」

※大天井岳の様子だけ知りたい方は、こちらまで飛んでください。

常念小屋の朝

北アルプス縦走2日目。

早朝、パッと部屋の電気がつくと、みんなドタバタ布団をたたみ始めました。

時計を見ると、まだ4:20。もう少し寝ていたかったのですが、あまりにドタバタうるさいので、眠い目をこすりつつ起床。

外に出ると、冷たく澄んだ空気が肌を刺しました。

5時ちょい前。東の空にぽっこりと太陽が現れました。

真っ赤な、かわいい太陽。

すると、反対側の空にそびえ立つ槍ヶ岳が、

ゆっくりと赤に染められていきました。

日本にも、こんなに美しい景色があったなんて…。

その場にいる誰もが、山に訪れた“美しい朝”に魅了されていました。

山小屋の朝食は、5時から40分おき。指定された時間に食堂へ行きます。


 ↑
食事が終わった人のお皿をどんどん片付け、慌ただしく次の準備をするスタッフの方々。ご苦労さまです…!

食後、部屋からの景色を眺めた後、出発の準備をします。

今日はたくさん歩くので、土踏まずにはしっかりテーピング

宿泊者なら無料で汲めるをペットボトルにつめ、体のストレッチをした後、歩き始めました。

常念小屋~大天荘

雲ひとつない青空。「北アルプス縦走」に、ぴったりのお天気です♪


 

ちなみに「縦走」というのは、山から山へ、いくつもの山を越えて歩くこと。

今回歩く、常念岳~燕岳の登山道は、

ツンと尖った槍ヶ岳の美しい姿を見ながら歩ける、人気の縦走コースなのです。

「今年の夏は、北アルプスを縦走してきたよ!」

…なんてベテラン登山者っぽく言ってみたくて、ここまでやって来たのですが、初心者にはかなりハードルが高そうな今回のチャレンジ。果たしてどうなることやら。ドキドキ。。

序盤は、急な登り坂が続きます。けっこうキツイ。。

標高が高いせいか、少し登っただけで息が切れます。ハァハァ。

荷物が重い。体も重い。足取りも重い…。朝汲んできた水の重みが、ずっしりと背中にのしかかります。

ちょっと休憩。


ウィダーインゼリーで元気をチャージして、先へ進みます。

坂を登り切ると、ようやく平坦な道になりました。

歩きやすい砂利道で、自然と足取りも軽くなります。

景色も最高!!

 

えっ? 

あれって…

さ、猿!?

なんと猿の家族がいました。

実は彼ら、山にあるハイマツの実を食べて暮らしているんだそうです。


 ↑
これがハイマツ。

はふもとだと新芽が無いし、葉も茂りすぎて硬いため、猿は食べごろの木の実を求めて山に来るそうです。

それにしても、こんな高い山までよく登ってきたなぁ…!

足元の悪い岩場を越えるときのコツは「深呼吸」だと気づきました。鼻から大きく吸って大きく吐く、深い呼吸をキープしつつ慎重に足を運ぶと、うまくいくのです。

ふと足元に目をやると、綺麗な花が咲いていました。

「コマクサ」という名の高山植物です。可愛い…!

一面に広がるハイマツの中の一本道や、

ゴツゴツした岩場や

黄色のお花畑を越えて進むと


雪景色が現れました。

美しい槍ヶ岳を眺めながら、さらに進みます。

ようやく山小屋だ…!

常念小屋を出て歩くこと約4時間、

「大天荘(だいてんそう)」に到着しました。

早速、食堂へ。


 ↑
美しい木目の、落ち着いた食堂。

ここで出てきたカレーが絶品でした。


インディアンランチ(1,200円)

とても山小屋とは思えないクオリティです!!


冷やし中華(1,000円)も、なかなか美味しかった。

大天荘~大天井岳

お腹が満たされたところで、近くにある「大天井岳(おてんしょうだけ)」を目指します。

山小屋に荷物を置いて行けるので、身軽に登れます♪

10分ほどで、頂上に着いてしまいました!

なんと素晴らしい眺め…!

美しい山並みに、つい見とれてしまいます。

ふと気づくと、団体旅行の方々が消えており、頂上はわたしたちだけ。

静かで美しい山の景色を、のんびりと味わったのでした。

大天井岳山頂の景色を思う存分堪能した後は、

大天荘に戻り、

トイレを済ませて、再出発!!

気づけば、日焼け止めを塗り忘れた手の甲が、真っ赤になっていました…!山の上って、日差しが強いのね。。

大天荘~燕山荘

午後になると、だいぶ雲が出てきました。

山の稜線を境にして雲がキッチリと分かれています。上昇してきた暖かい空気が冷たい空気に阻まれると、こうした雲の壁ができるんだそう。

山の天気は、午前中が良くて午後に崩れるパターンが多いです。そのため、15時~16時には山小屋に着いていた方がいいらしいんだけど…。わたしたちは、いったい何時に着けるのだろう?

ゴロゴロした道を下って行くと、

ものすごい岩場に出ました!

急なハシゴを登って、

その先にあるクサリをつかんで、慎重に進みます。

思わず、へっぴり腰になります。

カッコイイ岩山の景色に変わりました。

整備されていて歩きやすい道。

 
すると、はるか彼方に今日泊まる山小屋の「燕山荘(えんざんそう)」が見えてきました。

あ、ほら、あそこ。

…て、遠すぎるわ!!

足の疲労もだいぶ溜まってきてるのに、コレはキツイ…。気が遠くなってきました。

あぁ、空が飛べたらいいのに…と何度も思いつつ歩くこと約1時間。

「大下りの頭」に到着しました。

燕岳はこの標識をに曲がります。

わたしはこの標識を見落としてそのまま進んで、あやうく迷子になるところだったので、皆さんはどうぞご注意下さい。(まあ大丈夫だろうけど…)


 ↑
まっすぐ進む方の道は×


ドでかい岩の間にある細い小路。

カッコイイ!!

でも、ここからが長かった…。もう少しで山小屋のはずなのに、なかなか着かない。ていうか、足が超痛い。山小屋、まだかなぁ…まだかなぁ…。


あ!あった!山小屋だ…!


…て、遠っ!!

遠すぎるゴール

もうダメ…。足首が痛すぎる…。

昨日の常念岳で、足を酷使しすぎたせいでしょうか。
わたしの足首はしばらく前から、悲鳴をあげていました。

段差を降りるたびに、足首にドスンと衝撃が響くのです。できるだけ足首に負担がかからないよう、ゆっくり気をつけて歩くため、すごく時間がかかってしまいます。

いつになったら、山小屋に着くんだろう。今日中に着くんだろか?夜になっても着かないんじゃないか…?

やっぱりわたしレベルの初心者が来ちゃいけない山だったんだ…。もう歩けない。ここで野宿したい。…でも、キャンプ場以外でテント張っちゃダメだよね。てかそもそもテント持ってきてないし!うわぁぁぁぁぁ!!(´Д`)

 
 
「大丈夫…?ほら、荷物かして!」

弱気になったわたしに、旦那さんが救いの手を差し伸べてくれました。わたしのバッグを取り上げ、かわりに持ってくれたのです。自分の荷物も重いだろうに…な、なんて優しいの!?(T_T)

(まあ、その後すぐ「重い…腰、痛めそう…」と言ってたんで、結局自分で持ったんですけどね)

とにかく、もう歩くしかない。一歩ずつ、一歩ずつ。いつかたどり着くことを信じて。

ゆっくりゆっくり、ただ足元だけを見てひたすら歩いて行くと、

ついに今日のゴール、「燕山荘」に到着しました!!!

なんだか夢を見ているような気分…。しばらくは放心状態でした。

到底たどり着けない、はるか遠くに感じるゴールも、あきらめず1歩1歩進めば、いつかはたどり着けるんだなぁ…なんて、ありがちな教訓めいたことをぼんやり考えていました。

ふと見ると、燕山荘のシンボル「山男の像」がこちらを見ていました。

気のせいか、「お疲れさま」と言われたように感じました。

常念小屋 ~ 燕山荘 コースタイム

6:25 常念小屋発 → 10:11~10:53 大天荘で昼食 → 10:53~11:36 大天井岳登山 → 11:49 大天荘発 → 12:40 切通岩 → 15:13 大下りの頭 → 16:40 燕山荘

次回「燕山荘宿泊&燕岳登山レポート☆登山初心者の北アルプス縦走記」へつづく。

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