台湾にある猫の村「猴硐(ホウトン)」をご存知ですか?
この村には、100匹以上の猫たちが暮らしています。
猫好きにはたまらない猫の楽園「猴硐」。今回はそんな「猴硐」への行き方や、旅行レポートをお届けします。
猫の村「猴硐」訪問レポート
台北から電車で約1時間。
(詳しい行き方は後ほどご紹介します)
猴硐駅に着くと、
早速、駅の階段に猫がいました!
ここの猫は人に慣れているみたいで、近くで写真を撮っても逃げることなく、ドーンとかまえています。
駅の看板猫と写真を撮ったら、
猫探しの旅に出発です!
早速、猫のお家を発見。この村では猫が大切にされているんですね^^
立派な橋を眺め、
階段を上ると、
大きな廃墟が現れました。
実は、かつてこの村には炭鉱があり、多くの人々が住んでいたそうです。
その頃、炭鉱の坑道を食い荒らすネズミ対策のため、人々は猫を飼っていました。
やがて炭鉱が閉山となると、多くの人が村を去っていきました。
残された猫たちはどんどん繁殖し、この村には100匹以上もの猫が暮らすようになったそうです。
その後、猫愛好家の活動によって、猫たちの居住環境が良くなり、猫好きの観光客が世界中から訪れるようになったのだとか。
橋の上の線路をたどっていくと、
踏切がありました。
お金を払うと、トロッコに乗って炭鉱を見学できるそうです。
猫を探して、どんどん進みます。意外と猫が少ないですね。
…おかしいな、猫の村っていうから、そこらじゅうに猫がいるのかと思ったけど、あんまりいないな~
あ、いた!
…あれ? なんかこの子たちは目つきが鋭く、警戒心が強めです。
あんまり人慣れしてない子もいるんだな~。
あら、立派なお寺。
…ていうか猫がいません。駅から離れれば離れるほど、猫も人もいなくなりました。
しばらく歩くと、ようやく地元民っぽいおばあちゃんに出会ったので、「猫はどこですか?」と尋ねてみました。(というか正確には、英語が通じなかったので、猫のポーズで「ミャーミャー」と鳴き、あちこち指をさして「どこ??」というポーズをしてみました)
すると、「あちゃー! こっちじゃないよー」という顔をして、駅の方をさすおばあちゃん。
…なぬ。急いで今来た道を戻ります。
お、いたぞ。
また、いた。
茂みの中にも…発見!!
確かに、駅に近づくにつれて猫が増えてきましたが、それでも想像していたほどはいませんでした。
仕方ない、お腹すいたし、ご飯でも食べるか。
駅の近くにあった飲食店に入って、お昼休憩にしました。
猴硐の食事スポット
中国語で書かれたメニュー。さっぱりわからないので、
近くのおじさんたちが食べていた麺と同じものをお願いしました。
陽春麺と油麺。
お値段は、それぞれ30元(約110円)。安い。
ラーメン…というか、素うどんみたいな感じで、なかなか美味しいのですが、かなりの薄味でした。(テーブルの上にあった唐辛子とかを入れて食べるのが正しい食べ方なのかも?)
それにしても「猫の村」っていうからには、相当な数の猫がいると期待して来たのに、あんまりいません。今日はたまたま少なかったのかしら…
ガッカリしつつも、次の電車まで時間があったので、駅の反対側にも行ってみることにしました。
駅の階段を上ると、のんびりお昼寝している猫たちに出会いました。
この子は、舌を出したまま寝てます。
リラックスしすぎやろ。
駅の陸橋を渡り反対側に行くと、
…あれ??
めっちゃ猫いる~!!!
…どうやら、こちらが猫たちの本拠地だったようです。
…危なかった。あやうく猫のいないとこだけ見て帰るとこだった。
こちら側の猫たちは人に慣れていて、写真を撮っても全く逃げません。
みんな人間の存在を気にすることなく、マイペースに生きています。
…ん、なんだこれ!?
猫が隙間に挟まってる~!
ぴったりフィット。
超熟睡してました。
↑
この子も溝が好きみたい。
とってもかわいい猫たちに癒されたのでした。
猴硐への行き方
猫の村・猴硐は、台北から電車で約1時間の距離にあります。
電車の料金は56台湾ドル(約210円)。
最新の時刻表は、台湾鉄道のホームページから確認することができます。
台北 → 猴硐の時刻表を出すには、
「乗車駅(出発駅)」の欄で、エリア/支線:「台北/基隆地区」、駅:「台北」を選択、「降車駅(到着駅)」の欄で、エリア/支線:「平渓線/澳線線」、駅:「猴硐」を選択して、
車種選択は「すべて」にして、
カレンダーから日付を選び「検索」を押せば、時刻表が出てきます。
だいたい1時間に1~2本出ていますね。
右上の「印刷」ボタンを押せば、印刷しやすい一覧表となって出てきます。
ちなみに一番左の欄が電車の種類を表しているのですが、「区間車」と書かれているものを選べば、予約なしで乗れます。(「莒光」は指定席となるため、予約が必要です)
なお事前に調べておかなくても、窓口に並べば時刻表をもらえます。今回は「瑞芳(ずいほう)駅」行きの切符を買いました。
なぜ「猴硐(ほうとん)駅」行きではなく、「瑞芳駅」行きを買ったかというと、瑞芳駅から先は、人気ローカル線の「平渓線(へいけいせん)」が走っているからです。
瑞芳駅で、平渓線の1日乗車券を買いました。
平渓線については次回詳しく書きますが、1日乗車券を買うと、猴硐周辺の観光スポットを回るのにも便利です♪
→ 「台湾・平渓線の旅。料金とオススメ駅、周遊プラン情報まとめ」
猴硐周辺の人気観光スポット
猴硐周辺には、
ランタン飛ばしで有名な「十分」や、
「千と千尋の神隠し」っぽい世界観があふれる「九份」などがあります。
観光のついでにぜひ訪れてみてください♪
猴硐猫村での注意点
猴硐の猫は近寄っても逃げないので、つい、なでなでしたい衝動にかられますが、
猫に触るのは禁止となっております。
なんでも多くの観光客が次々に猫に触ることで、猫の間に病気が蔓延してしまったからだそう。
現地では猫にあげるエサも売っています。
ただし猫にあげる際、エサを地面に直接置くのは禁止。地面にエサを置いてしまうと、雨が降ったときに残ったエサで滑りやすくなってしまうからです。(もちろん人間の食べ物を与えることも禁止されています)
ちなみに猫の写真を撮るときは、
上から撮るより、
カメラの位置をできるだけ下げて、下の方(猫の目線)から撮った方が、いい感じにとれますよ♪
猴硐自体は小さい村なので、1~2時間もあれば回れると思います。
ポイントは、駅を降りたら橋を渡って反対側に行くということ。くれぐれもわたしたちのように猫のいない側だけ見て帰ろうとしないよう、お気を付けください…(笑)
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※こちらの記事もおすすめです。
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・台湾・平渓線の旅。料金とオススメ駅、周遊プラン情報まとめ
・台湾旅行はいつが安い?台湾ツアーの安い時期を1年間検証したよ
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りりー
予算99万円・約7カ月で世界一周した格安旅行情報ブロガー。
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