新島に安く滞在したいなら、
「羽伏浦キャンプ場」がオススメです!
「羽伏浦キャンプ場」は緑が豊かで、広々として、とっても気持ちのいいキャンプ場です。
しかもここ、なんと「無料」で宿泊できるのです!!
新島には、あまり安宿がないんですが、ここなら宿泊費が無料…!ラッキー♪
しかも、
炊事場(キッチン)には、数々の備品が揃っているし、
丘の上からは、海が見晴らせるし…
「ここ、ホントに無料でいいんですか!?」と聞きたくなるほど、素敵なキャンプ場でした。
今回は、そんな羽伏浦キャンプ場へ行く前に知っておきたかった情報をまとめてみました^^♪
羽伏浦キャンプ場へのアクセスと駐車場
新島港から羽伏浦キャンプ場までは、車で約10分、自転車なら約25分の距離にあります。
キャンプ場には駐車場も完備されているので、車やバイクで行ってもOK!
ただオートサイトではなく、駐車場からサイトまでは歩いて1~2分ほどの距離があります。
羽伏浦キャンプ場は海のすぐ近くなので、サーフィンをしたい方にもおすすめです。
※サーフィンをする方は、レンタカーが便利です。新島にはバスもあるのですが、サーフボードや大きな荷物は持ち込めないので、荷物が多いなら車の方が楽です。
キャンプ場の予約は不要ですが、着いたらまず受付で宿泊手続きをしましょう。
受付(8:30~17:00・木曜休み)が開いてなかったら、翌日に行けばOKです。
新島港からのバス&時刻表
車がないなら、自転車かバスで行きましょう。
我々は港から、重たい荷物を背負ったまま自転車をこいできましたが、無料の巡回バスを使うと楽です。(この方法を知らなかったので大変でした…。帰りはバス使いました)
次にまた新島旅行へ行くとしたら、キャンプ場まで無料バスで行き、キャンプ場の近くでレンタカーorレンタサイクルをしようと思います。
なお、バスの本数は1日3便と少なめです。
↓
※最新の時刻表はこちらでご確認下さい。
バスの出発地点は「B堤駐車場」です。
「B堤駐車場」は、式根島行きの船「連絡船にしき」が出発する港で、新島港から徒歩5分のところにあります。
↓
2019年夏の時点では、「B堤駐車場」を出発する時間は、7:50、11:10、16:10の3便。運転手さんに言えば、キャンプ場の前で降ろしてくれます。
キャンプ場は「若郷診療所前」(or「霞山停留所」)と「健康センター前」の間に位置します。
キャンプ場からバスに乗るときは、キャンプ場の前の道路で待って、バスが来た時に手を上げれば乗せてくれます。
バスは20~30分遅れてくることもあるそうなので、時間には余裕を見たほうが良いかも。
どこにテントを張るかが重要
羽伏浦キャンプ場は、200張までテント設営ができる巨大キャンプ場。どこにテントを張るか迷っちゃいます。
一番人気なのは、入口入ってすぐの左手(トイレの正面あたり)に広がる木陰。
丘の上も、海が見えて気持ちいいです。(でも、トイレや炊事場から遠いのがネック)
場所を探してウロウロしていると、ちょうどテントを張り始めたベテランキャンパー風のおじさん(以下「ベテさん」と呼びます)に声をかけられました。
「もうテント張ったの?」
「いえ、まだどこにしようか迷っていて…」
すると、ベテさんは近くの木を指さして言ました。
「ここは、海からの風が強いのかもしれないよ」
確かに木の葉は、海と反対の方向に傾いていました。今はあまり風がないけれど、もしかしたら海から強い風が吹くのかもしれない。
「風を避けるように、テントを張ったほうがいい」と言うベテさんのアドバイスを受け、いい感じの木陰を探したのですが、イマイチ良い場所が見つからず…
結局、テントの密集していないキャンプ場右奥にテントを張りました。
テントを張るのは久しぶり。
といってもこのテント、「ワンタッチテント」といって、上部のひもを引っ張るだけで簡単に組み立てられるので、何の技術も要らないんですよね。
少しかさ張る&重いのが難点だけど、組み立て&片付けは超簡単♪
念のため、風で飛ばないよう、黄色の紐で地面に固定します。
トンカチを持ってなかったので、
その辺にあった石でペグを打ちました。
(後で炊事場を探したら、水道下の収納箱にトンカチ沢山あったけどネ)
ちなみに「ワンタッチテント」って、私が買った時はけっこう高かったんですが、最近はかなり値段が安くなってきました。
↓
でも「軽さ」を重視するなら、こういう普通のテントの方がいいです。
↓
そして夜。
ベテさんの言ったとおり、海からの激しい風がテントを直撃しました。
明け方になると、テントがバタバタと揺れ、寝付けないほどのうるささ…!
というわけで、
場所を変えました。ここは風も来ないし、日差しも雨も避けられるベストスポットでした。
炊事場などの設備
羽伏浦キャンプ場で、一番驚いたのが
キッチン用品の充実っぷりです。
フライパンや鍋、包丁、まな板、お皿などはひと通り揃っているので、持参する必要はありません。
(お箸は少なかったので、マイ箸を持って行くと良いかも。)
調味料も充実!!
(ただし、たま~に賞味期限が切れている物もあるので注意)
カセットコンロも、
バーベキュー用の炉もあります。焚き火もできます。
コンセントもあるので、携帯の充電もバッチリ!
ーーーーーーーーーー
●追記
以前はコンセントがあったのですが、最近は無くなってしまったそうです。
スマホの充電をしたい方は、ソーラー式のモバイルバッテリーを持って行ったほうがいいでしょう。
↓
PCやカメラの充電器など、コンセントで充電したいものがある方はこっちのモバイルバッテリーの方がいいでしょう。
↓
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炊事場の流しの下には
救急箱や、
自転車の空気入れなんかもありました♪
買い出しはどこで…?
羽伏浦キャンプ場では、キャンプ用品のレンタルや、食材・炭などの販売は行っていません。
飲み物は、キャンプ場の敷地内(受付の近く)にある自動販売機で買えるんですが、
食べ物は、街の中心部(自転車で15分くらい)にあるスーパーまで買いに行く必要があります。
よく行ってたのは「マルマン」というスーパー。
百均コーナーがあるので、バーベキューに必要な着火剤やチャッカマンなどは、ここで買いました。
欲しいものが「マルマン」にない場合は、「新島ストア」へ行ってみましょう。
ここではバーベキュー用の「炭」を買いました。
ちなみに、ここで買ったライターは3回使っただけで、火がつかなくなりました…古かったのかな?
バーベキューをしない場合は、カセットボンベだけ買っておくといいかも。(マルマンの百均で買えるみたい)
炊事場にあるカセットコンロが自由に使えるので、自炊に便利です♪
我々は、いつもバーベキューをしてました。
バーベキュー用の網は、東京の百均で買っていったほうが安いです。新島のスーパーでは1,500円もしたので…。(キャンプ場にも網はいくつかありました)
なお、新島には24時間営業のコンビニなどありません。
スーパーは19時頃には閉まっちゃうので、買い出しは早めに行きましょう!
羽伏浦キャンプ場のトイレ&シャワー事情
羽伏浦キャンプ場にはお風呂がありません。
一応、トイレの脇にポツンと水シャワーがあるんですが、
壁がなくむき出し状態なので、浴びるには水着が必要です。
ほとんどの人は、港の近くにある無料の温泉に行ってました。
↑
湯の浜露天温泉。
キャンプ場から、自転車で25分くらいの距離にあります。
ここは24時間無料で入浴できる素敵な温泉です♪
男女別の更衣室もあり、100円で3分お湯シャワーが出ます(水シャワーは無料)。
羽伏浦キャンプ場のトイレ
トイレはかなり綺麗でしたが、
4つある個室のうち、3つには大きな蜘蛛が巣をはっていて、残りの1つには蛾がいました。(;゚□゚)
まあ、大自然の中なんだから、虫がいるのは当たり前なんですけどね…。
蜘蛛って見た目はアレですけど、大人しいし、害虫を食べてくれるし、根はいい奴なんですよ、きっと…!
キャンプの難点
大自然を感じられるし、楽しいし、安いし…キャンプは最高なんですが、あえて難点を上げるとすれば「虫」と「音」ですかね。
緑が多い分、蚊を始めとした虫が多いので、虫除けは必須です。
↓
あと、テントの中では、外の音が丸聞こえです。虫の鳴き声や、雨風の音は良いんですが、人の騒ぐ声はちょっと気になります。静かな夜は、特に声がひびくんですよね…。
今回の旅行では、初日、女性グループが深夜までキャーキャー騒いでいました。
そして女性陣がいなくなって静かになったと思ったら、今度は大学生の体育会系部活グループが来て、深夜、先輩が後輩達に1時間くらいお説教かましてました。
「お前らふざけんなよ!いいかげんにしろ!!周りに気をつかえよ!!」と叫ぶ先輩に対し、「あなたの方こそ周りに気をつかって静かにしてくださいよ…」と思った夏の夜。今では良い思い出です。
まあ何が言いたいかというと、キャンプの必須アイテムは耳栓ってこと!
↓
ベテさんのキャンプ講座
洗濯をしようとしてたら、ベテさん(←初日にキャンプ場の風を予測したベテランキャンパー)が、「キャンパーの洗濯法知ってる?」と話しかけてきました。
「何ですか、それ!?教えてください!!」とご教示願ったところ、以下の方法を教えてくれました。
<キャンパーの洗濯法>
①ビニール袋に洗濯物を入れる。
②ビニール袋の取っ手を水道に引っ掛け、水&洗剤を入れる。
③よくかき混ぜて洗い、流す。
なるほど。これだったら洗濯桶いらずですね!
まあ、わたしは洗濯桶で洗ったんですけどね。
(ちょうどいい感じのやつが置いてあったので)
ベテさんいわく、テントは200回くらい使うとダメになるらしいです。太陽の紫外線のせいで、テントの布が傷んでビリビリビリっと裂けやすくなったり、チャックのとこが壊れたりするそう。
ちなみに、ベテさんはテントを3回買い換えてるらしいです。今まで何回キャンプしたんだろ…?
そんなベテさん(=ベテラン中のベテランキャンパー)が泊まった中で、一番良かったキャンプ場は、なんとここ「羽伏浦キャンプ場」なんだそうな!
こんなに広くて気持ちが良くて、しかも無料(!)のキャンプ場はなかなかない、とのこと。
(北海道のキャンプ場も広くて良いらしいけど)
長期滞在のキャンパーが多いのも納得です。
最後に
広くて快適な「羽伏浦キャンプ場」。
新島を安く旅行したい方、自然の中でのんびり過ごしたい方はぜひ訪れてみてください~☆
次回「初心者のための新島釣り情報☆初めての海釣りに挑戦!!」につづく^^♪
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コメント
キャンプでお酒飲んで
自然のなかで寝るのは最高に心地よいです
キャンプ行きたいなぁ
あきら
by 池上彰 2014/10/19
> あきら さん
コメントありがとうございます!
自然の中で寝るのって、気持ち良いですよね~♪
キャンプが好きになりました^^
by りりー 2014/10/20
アドバイスです。
ソータローさんの動画(You Tnbe)でキャンプや魚釣りを詳しく説明しています。
リリさんもよろしければ参考にしてみてください、かなりオススメです。
釣り好きの私が勝手に師匠だと思えるぐらいです(笑)。
なお、ソータローさんにも「リリ記2」を教えましたよ~。
by kuni吉くん 2016/01/18
> kuni吉くん さん
ソータローさんの動画、ちょっと見てみたんですけど、すごくわかりやすくていいですね~!
キャンプ初心者のわたしには、めちゃめちゃ勉強になります!オススメありがとうございます♪
そして、ソータローさんにも紹介して頂いたんですか!
わぁ、なんか照れますね…(*^^*)でもありがとうございます!
by りりー 2016/01/19
返信ありがとうございます。
ソータロー氏も工夫をして旅を紹介しているのでブログを読んで、リリさんの役に立てると考えコメントしました。
最後にソータロー氏からのコメントで、「リリ記2」を読んで羨ましく感じたそうです。
by kuni吉くん 2016/01/19
> kuni吉くん さん
まぁ!ソータローさん、もうわたしのブログを読んでくださったんですか!嬉し恥ずかしい~!(笑)
でも、なんで羨ましいのかしら?新島のキャンプ場が、無料の割に至れり尽くせりだからですかね?
by りりー 2016/01/19
お疲れ様です。
ソータロー氏はリリさんのブログを読んで世界や国内を旅行して体験をみんなに伝えている事を羨ましく感じたのだと思います。
ちなみにこの動画のコメントでリリ記2を教えました↓
【テント設営】https://www.youtube.com/watch?v=j5tfZsyb29E
by kuni吉くん 2016/01/20
> kuni吉くん さん
なるほど~!ソータローさんも釣りやキャンプの楽しさを動画で伝えていて素敵ですよね…♪
あ、この【テント設営】の動画見ましたよ!すごいわかりやすいですよね!
あと、サバイバルキャンプの動画も面白いですね。真冬の南房総で雪に降られて魚もあまり釣れなかった動画は、見ていてすごくかわいそうでしたが、野草でも小さな貝でも、何でも「美味しい!美味しい!」と言って食べるソータローさんは、とても素晴らしい人ですね!^^
by りりー 2016/01/20
同じテント買いました。これはすごく楽ですね。キャンプにそーめんオススメですよ!安いし早く茹で上がるし。
by そーめん 2016/06/14
>そーめんさん
お返事遅れてすみません!
おぉ、同じテントですか。お揃いですね~^^
ホントこのテントは、あっという間に設営ができるから、楽ですよね。
確かに、そーめんは作るの簡単だからいいですね。今度キャンプそうめんやってみます♪
by りりー 2016/06/27
海賊ですが、9月に新島、式根島にて、時間を越えるための秘密の石を探しに行く予定です。りりーさんのブログは非常に役にたちますな。よい石が見つかるかもしれません。ありがとうございます。
by 安曇野 チャック・スパ郎 2018/07/26
> 安曇野 チャック・スパ郎 さん
わぁ、海賊さんですか!秘密の石探し、楽しそうですね♪
ブログ参考にしていただけて良かったです!新島&式根島、楽しんできてください~^^v
by りりー 2018/07/26
王様ですが、新島で1ヶ月くらい自給自足の生活する予定です。もちろん部下は城に置いていきますとも!!
by 取手市 ニッシン・スパ王 2018/08/21
> 取手市 ニッシン・スパ王さん
おぉ、海賊さんに続いて、王様まで…!
新島での自給自足生活、良いですね~♪ぜひ沢山お魚を釣って、炊事場でバーベキューを楽しんでください(≧▽≦)
by りりー 2018/08/22
自衛隊時代はバッタとか焼いて食べました顔と脚をもいで火で炙って食べるんですけどエビみたいな味です。ヘビは臭いですよ。アオダイショウとか臭いです。食感は鶏肉です。骨だらけの鶏肉。是非召し上がってください。
by ソロキャンプ 2019/02/11
> ソロキャンプ さん
へぇ、バッタを焼いて食べるんですか!エビみたいな味なら、美味しそうですね♪
ヘビは臭いんですね~。骨だらけなら食べにくそう…。でも鶏肉の味なら、一度は食べてみたいです^^
by りりー 2019/02/12