ネパールのお寺といえば、
目の書かれた仏塔が印象的です。
初めて見たときは「ずいぶんシュールなお寺だなぁ…」と思ったんですが、
実はこの仏塔、
ブッダが坐っている姿を表しているそうです。
日本で「仏教」というと
「仏像」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
ネパールや、チベット、東南アジアの人々は、
まず「仏塔」を思い浮かべるそうです。
「仏塔」(=ストゥーパ)というのは、もともと
ブッダの遺骨を納めるお墓としてつくられたもの。
そもそも初期の仏教では、
仏像をつくることが禁止されていました。
仏像が作られるようになったのは、
ブッダ(=お釈迦さま)が死んで、数百年もたった後だそうです。
↑
これは、ルンビニにあったお寺。
ブッダの生誕地であるルンビニには、
世界各国のお寺が集まっています。
弟のOGGYとブッダの生誕地を訪ねたあと、
ルンビニの各寺をまわってみることにしました。
(前回の記事はこちら→「ルンビニ観光 ~仏教の開祖ブッダ(お釈迦さま)が生まれた場所へ~」)
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まず訪れたのは中国寺。
なんとなく中華街っぽいですね。
これは韓国寺。
ずいぶん大きな建物です。
オーストリア寺。
西洋っぽいですね。
フランス寺。かわいい♪
ドイツ寺。オシャレ。
タイ寺。カッコイイ!
カンボジア寺。
あー、なんだっけかな、これ?
ミャンマー寺。
…えっと、ごめん。写真が、雑でごめん。。
なんでこんな写真しか無いのかというと、
ハンパない暑さだったのです!
ギラギラした午後の太陽が、
容赦なく照りつけてくるのです!
あまりの暑さに、
写真を撮る気も失せていたのです!
コメント
丹下さんのルンビニ企画は賛否両論ですね。マーヤー堂も含めあまり仏跡にそぐわないという意見もだいぶ聞きました。
中国をはじめネパールに影響力を強めたいという思惑で資金を出す国もあったりして悩ましいですね、ネパールは貧乏だから。
ただ最初の計画からは、なかなか進んでいないのが現状のようです。
そこのルンビニから南西へ直線15キロ、道沿いだと20キロ余りの所の、国境(インド側)にカピラバストゥというところがあって、そこがお釈迦さまが育ったところです。29歳まで。王子様だったんですね。
今はカピラ城跡が残っていて、公園になっていますが何ーんにもないところです。
ストゥーパ、日本では仏舎利塔といいますね。仏はブッダ、舎利は骨という意味の梵語シャリ(古いインド語)の音訳です。
仏像は今のパキスタンアフガンあたりで栄えたガンダーラ美術の頃からだと思います。
ギリシャ文明の影響をうけたとも言われています。
仏の目のお寺はどこもなかなか魅力的ですね。
ついでに釣鐘(梵鐘)もお釈迦さまの頭なんです。上の方のぶつぶつは螺髪(お釈迦様の頭のいぼ)を表しています。
by Crew 2015/03/15
> Crew さん
す、す、すごい…!Crewさん、詳しすぎます…!!!
丹下さんのルンビニ企画、賛否両論なんですか~。いつ完成するのやら。いまの静かなルンビニも好きですが^^
カピラバストゥってインドの国境にあったんですね!Crewさん、そこにも行かれたんですか!すごいな。
舎利って、「骨」という意味だったんですね。
「釣鐘」がお釈迦さまの頭を表していたなんて、初めて知りました!!ということは鐘を突くということは、お釈迦さまの頭を突いているということ…?あれ、大丈夫かしら!?(笑)
国によって、お寺や仏像の雰囲気が全然違うから、面白いですね~^^
by りりー 2015/03/15
リリさん、鋭い。
鐘を撞いているのは、仏さまの頭ではなく、鼻か口付近になりますね。
でも大丈夫、仏さまはタフだから。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、というように鐘の音は仏さまの説法の声なのです。
遠くても鐘の音を聞いたら、仏さまが説法されているんだな、と思えばよいのです。
額の真ん中のはほくろではなくて、白毫(白い毛)なんですね。
そこから光を放つんです。宇宙人みたいですごいでしょ。
「これホントだよ、ウソじゃないよ」という時には、舌を長くべろーんと出すんですよ、ウソだったらいつでも切ってくださいという表現かなと想像しますが・・・ちょっと気味悪いかな。
インド人はお釈迦さまも神様の一人、ちょっと程度の低い神様くらいに思ってるふしがあって、仏教徒に対しては敵意はないですね。
by Crew 2015/03/16
> Crew さん
おぉ、頭じゃなくて、鼻か口付近だったんですね!!
鐘の音が、仏さまの説法の声だったとは…!今度、鐘の音を聞いたら、より安らかな気持ちになりそうです^^
そういえば、額の真ん中の出っ張り、毛だって聞いたことあります。でも、その毛が光るなんて…まさに神業ですね!
「ウソじゃないよ」という意味で舌を出すんですか。ウソだったら、舌を切ってくださいという意味なんですね。
今の日本では「うっそーん」とか「テヘペロ」って感じで舌を出すので、意味が変わってきたんですかね。そういえば、チベットでは尊敬の念のこもった挨拶として舌を出すらしいですね~。
ヒンズー教でブッダはたしか、ヴィシュヌの化身なんですよね。変な教えを広めてみんなを惑わした神様…という立ち位置だと聞いたことがあります(笑)
by りりー 2015/03/16
今回のポスト、Crewさんのコメントと合わせて本当に勉強になりました。奥が深いですよね~、ほんと。私はお寺の家系出でも全く知らないですからね、こういうこと。(爆)
でも、その図書館、おもてなしが素晴らしかったですね。公立ですよね、その大きさだと?これで国全体の印象が決まりますよね、ほんと。でもそんなに暑かったんだ。私、暑いのは苦手(って実はインドも怪しい。。。)。。。この前のマルティニーク旅行でも、楽しかったけど一年中これは無理、って思いました。冬であの暑さ、夏なんか絶対無理。でも雪が多すぎるのも嫌だけど。今年のニューイングランドの冬は尋常じゃなかったです。お陰で(?)記録史上一番の積雪量になったらしいです、ボストンは。
確かに最近の中国(政治も国民も)は、色んなところで目に付きますね。。。多分ネパールかミャンマー(だったかなぁ、記憶が曖昧)かどこかでも、観光客がやりたい放題で、注意されると、中国が支援してるんだって逆切れする、というような記事を読みました。まあ、こういう記事も、何割か引いて読むぐらいがいいんでしょうけど。りりーさんは、旅行中そういう光景は目にされました?
by ReiRei 2015/03/19
> ReiRei さん
ホント奥が深いですよね~!
Crewさんは博識な方なので、いつもコメント欄でいろいろと教わっています^^
ReiReiさん、暑いのが苦手でしたら、インド旅行は4~6月を避けたほうがいいかもしれませんね。その時期のインドは、ハンパない暑さです。
11月~3月なら乾季だし、気温もそこまで暑くないからいいかも♪年中暑いイメージのあるインドですが、12月~1月頃の北インドは意外と冷えるので、朝晩は薄手のダウンがあると便利です。
今年のアメリカは、寒波がすごかったらしいですね!ニューヨークも記録的大雪だったと聞きました。ニューイングランドも大変だったんですね…。わたしは冷え性なので、暑さより寒さのほうがこたえます。大雪は大変だなぁ…(>_<)
旅行中、中国人観光客は、あまり良い印象で見られてないと感じました。人によっては露骨に中国人を嫌ってる人もいました。逆に日本人は、どの国でもだいたい評判いいですね。
「チャイナ!チャイナ!」とからかってきた人に、「わたし日本人だよ」と言ったら、手のひらを返したように優しくなったことも。なんだかな…って感じですね(笑)日本人は基本的にお行儀が良いし、クレームをつけることも少ないから、好かれるんでしょうね。
by りりー 2015/03/19
弟さんとりりーさんって性格かなり違うでしょ?りりーさんの方がやっぱりお姉さんだからか、もう少ししっかりしてる感じがする(私も長女なんで、お姉さんってどこも一緒だなあ、って)。でもオギーさんは(も?)旅行中色々大変な目にあったみたいだから、怒る気力もないような日々が多かったような感じだけど。お二人とも穏やかな感じするし、顔とか雰囲気は似てますよね、やっぱり。^^
私、所謂転勤族出身なんで、生まれは北海道、育ちは南国(宮崎とか沖縄とか)なんだけど、やっぱりこっちが長いんで、今は完璧北国体質です。日本の夏も結構無理。。。^^;
ボストンとNYCって車で3時間半くらいしか離れてないけど、気温差とかは結構大きいですよ。NYよりもうんと寒くなります、3時間北上しただけで。まだ雪沢山積もってるし。(ーー)
by ReiRei 2015/03/20
> ReiRei さん
そうなんですよ。弟とわたしの性格は真逆です…(笑)わたしは「しっかりしてる」とよく言われるんですが、肝心なところで抜けてたりするんですよね~。あと不器用で甘え下手。長女あるある、ですね。いや、わたしだけかな?^^
生まれが北海道で、育ちが南国って、素敵ですね…!小さいころの転校は、大変そうだけど。。日本の夏は暑いですよね~。カリフォルニアとかハワイのような気候が理想です。
わぁ、まだ雪が積もってるんですか…大変ですね(>_<) ニューイングランドって地図で見たらカナダのすぐ下ですもんね…!こちら(東京)はだいぶ春めいてきました。花粉がヤバイです。週明けには桜が咲く予報。楽しみです^^♪
by りりー 2015/03/20
この頃、老年の壁を越えて、NETの世界=宇宙かも?親近を感じ、でもある程度の理性の壁を設けて感性を拡げ、感覚を磨いていく、この頃です。僕もチープ旅行の愛好者です。日本一周は卒業、四国のお遍路も満願成就。
北米・中米、欧州・アフリカの片隅を旅しましたが、余りの出費に耐え兼ね、今は年金の関係で東南アジアを流離うことで旅行を満喫しています。ネパール~インドは僕の夢園であり、仏教を自己流に経験し体覚する道場です。インド歴は多分年数にして2年位、でも言葉は一切不通、英語に頼る日々でした。これから今までの体験を活かしHP上でのビジネスを構築・展開して行きます。ベトナムをビジネスの初一歩、もうすぐ“オンエア”です。
オリンピックの年には大津に転居、“Vihara”を開く計画です。
りりーさんのページに出会い、あなたの体験から自分の過ぎ越し方を回想し、さらに目の前の荒野に一歩足を踏み入れる“エナージ”を頂きました。すごい年齢差はありますが、生きているこの時間と空気は一緒です。
リリーさんのこれからの旅行がこれからの人生の道を拓いて行く、でありますように。
by Walker 2018/04/14
> Walker さん
わー、インド歴2年ですか、すごい!! インド・ネパール、いいですよね~。物価も安いし、面白いし、長期滞在したくなる国です。
Walkerさんは、四国のお遍路もされたのですね。私もいつか挑戦してみたいです。年金で東南アジア旅行もいいなぁ…^^
嬉しいコメントをありがとうございました! Walkerさんの今後のお仕事、そして人生がますます素敵なものになりますように。
by りりー 2018/04/16