旅行記ブログ:りり記

北岳登山のおすすめルートを地図と写真で解説!間ノ岳も登ってきたよ

公開日:2018/6/10 

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日本で二番目に高い山北岳」に登ってきました!!
 

北岳の頂上からは、綺麗な富士山が見えます

北岳のついでに、近くにある間ノ岳(日本で三番目に高い山)にも登ってきましたよ。

※間ノ岳は、北アルプスの奥穂高岳と並んで、日本で3番目に高い山です。
 

というわけで今回は北岳のおすすめ登山ルートや登山口へのアクセス方法、山小屋情報など、北岳&間ノ岳登山の前に知りたかった情報をまとめました。


※実際の登山のレポートだけ読みたい方は、「北岳登山レポート」まで飛んでください。

北岳・間ノ岳の場所と登山の難易度

北岳は、山梨県の南アルプス市に位置する山です。

標高は3,193m。登山口から山頂までの標高差は1,663mです。

上級者の中には日帰りで登るツワモノもいますが、基本的には1泊2日で登る人が多い山です。

一方の間ノ岳は、北岳から歩いて3時間弱の距離に位置しています。標高は3,189.5 m。

健脚な方は、1泊2日で北岳と間ノ岳を縦走します。


どちらの山も登山の難易度はそこまで高くないですが、初心者は時間に余裕のある登山計画を立てましょう。

なお登山に適した時期は、7月中旬~10月上旬頃。私は8月上旬に登ってきました。

北岳のおすすめ登山ルートと標準コースタイム

※以下の説明が不要な方は、「北岳登山レポート」まで飛んでください。
 

北岳の登山口は山梨県の北西部に位置する「広河原」。


ここから、北岳山頂までの登山ルートはいくつかあります。

一般的には、眺望の良い「大樺沢(おおかんばざわ)コース」を選ぶ人が多いようです。


大樺沢から八本歯のコルを経由する場合、コースタイム通り(休憩なし)なら、山頂まで6時間弱の道のり。


途中、大樺沢二俣から右俣コースを歩いて、北岳肩の小屋を経由して向かう場合は、6時間半弱の道のりです。

北岳のみ登る場合、初心者なら大樺沢 → 右俣と歩いて、北岳肩の小屋に泊まり、翌朝山頂に登って八本歯のコル経由で帰る…というパターンが多いんじゃないでしょうか。

その場合、標準コースタイムで歩けるなら、だいたい以下のようなスケジュールになると思います。

・1日目:
7:00 広河原発 → 9:40~10:20 大樺沢二俣(ご飯休憩) → 12:50~13:00 小太郎尾根分岐 → 13:30 北岳肩の小屋

・2日目:
7:00 北岳肩の小屋発 → 7:40~8:00 北岳山頂 → 8:40 八本歯のコル → 10:00~10:40 大樺沢二俣(ご飯休憩) → 12:30 広河原

1泊2日で北岳・間ノ岳縦走パターン

健脚な人は、初日に「北岳山荘」に泊まり、翌日間ノ岳と北岳を登頂して下山することもできます。

その場合は、以下のようなスケジュールですかね。

・1日目:
7:00 広河原発 → 9:40~10:20 大樺沢二俣(ご飯休憩) → 12:30 八本歯のコル → 13:45 北岳山荘

・2日目:
6:30 北岳山荘 → 7:10 中白峰 → 8:10~8:20 間ノ岳 → 9:10 中白峰 → 9:40~9:45 北岳山荘 → 11:10~11:25 北岳山頂 → 11:55~12:25 肩の小屋(ご飯休憩) → 12:45 小太郎尾根分岐 → 14:05~14:15 大樺沢二俣 → 16:05 広河原

2日目は2つの山に登らなきゃいけないので、休憩時間はそんなに多く取れないです。ゆっくり登りたいなら、朝食はお弁当にして、早めに出発するのが良いでしょう。

帰りのバスの時間を考えると、遅くとも16:20までには広河原に着いていたいところです。

なお、雲の出にくい早朝に北岳へ登りたいなら、1日目に間ノ岳まで行っちゃって、2日目は北岳登頂&下山というスケジュールがいいと思います。(私レベルじゃ無理ですが、歩くのがかなり早い人なら行けるはず) 

2泊3日で北岳・間ノ岳縦走パターン

健脚とはほど遠い私が選んだのは、2泊3日かけてのんびり北岳・間ノ岳を縦走するプランでした。

北岳までの登山ルートは

「白根御池小屋」を経由して、「草すべり」を通り、肩の小屋に至る道を選択。

このコースは眺望があまり良くないのと、少し余計に時間がかかるのとで、大樺沢コースほどの人気はありません。
 
じゃあ、なんでそんなコースを選んだのかというと…


途中の山小屋で、お昼ご飯を食べたかったからです!

いや、おにぎり持ってけよ! って話なんですけど、どうせなら温かいご飯を食べたいな~なんて思っちゃって(〃∇〃)ゞテヘッ

てか、こういうの持って登れば良かったんですけどね。
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荷物の軽量化を意識しすぎて、置いてきちゃったもので。。(山小屋に寄る必要がないなら、大樺沢コースの方がおすすめです)

というわけで、1日目:登り、2日目:北岳&間ノ岳登頂、3日目:下山というのんびりコースで行ってきました。

標準コースタイム通りだと、以下のような計画です。

・1日目:
7:00 広河原発 → 10:10~10:50 白根御池小屋 → 13:50~14:00 小太郎尾根分岐 → 14:30 北岳肩の小屋

・2日目:
7:00 北岳肩の小屋発 → 7:40~8:10 北岳山頂 → 9:15~9:45 北岳山荘 → 10:25 中白峰 → 11:25~11:45 間ノ岳 → 12:35 中白峰 → 13:05 北岳山荘

・3日目:
7:00 北岳山荘 → 8:15 八本歯のコル → 9:35~9:55 大樺沢二俣 → 11:45 広河原

かなり余裕のあるスケジュールですよね。でも私の場合、苦手な下りに予想外の時間がかかってしまったので、2泊3日にしといて良かったです。

北岳の登山口から山頂までの様子をレポート

甲府駅から朝イチのバスに乗り、

登山口の広河原に着いたのは、朝の6時半頃。

※登山口「広河原」へのアクセスは後ほど紹介します。


バス停の目の前にある「広河原インフォメーションセンター」でトイレに行ったり、靴ひもを結びなおしたり、もたもたと出発の準備を整えました。

広くて綺麗な2階


 

自動販売機もあります


せっかくなので、南アルプスの天然水をゲット♪ 南アルプスで飲む、南アルプスの天然水は格別です!

ここ「広河原インフォメーションセンター」から北岳へ向かうには、

まず橋を渡り、広河原山荘の前を通って、登山道へと進みます。

…というわけで、

いざ出発!!

広河原~白根御池小屋


車両進入禁止のゲートを過ぎ、左手を眺めると


早速、北岳が見えました。

目指すはあの山のてっぺんだ!


「南アルプス北部案内図」の


手前の道を進むと


吊り橋が現れました!


ルンルンしながら渡っていくと


右手に広河原山荘が現れます。


自販機の脇を通り過ぎ、


樹林帯を進みましょう。


序盤から急な坂や


はしごがあったりして、けっこう疲れます。

広河原山荘から歩くこと1時間ほどで、

第一ベンチに到着。


そこから40分ほど歩くと…


第二ベンチに到着です。

…それにしても

次から次へと急な坂が現れて、けっこうキツいです。


寝不足の状態だったら、辛かったことでしょう。甲府で前泊しといてよかった…。


湧き出る汗をぬぐいながら、登っていくと


白根御池(しらねおいけ)小屋に到着しました!


ここで、ランチ休憩です。

< 白根御池小屋情報 >
・住所:山梨県南アルプス市芦安芦倉字野呂川入西方1684
・電話:090-3201-7683
・時間:ランチタイムは11:00~14:00
・料金:宿泊は1泊2食8,300円。テント場は500円。
・メモ:水場、テント場あり


ランチのメニューはこんな感じ。

…なんですが、我々はランチタイム(11:00~14:00)より早く着いたため、選択肢はカレーのみでした。

御池カレー:800円。美味しい!


ここは比較的新しいのか、とても綺麗な山小屋でした。


南アルプスの天然水が無料で飲めます。

白根御池小屋~小太郎尾根

白根御池小屋から少し歩くと、

テント場がありました。

テント場の目の前には、白根御池があります。

なんとなく綺麗な池を想像してたんだけど

…めっちゃめちゃ濁ってた。


「肩の小屋」方面へ向かいます。


この先は、「草すべり」という急な斜面で、ひたすら登りが続きます。


けっこう体力が削られますが、


ときどきかわいい花が咲いていて、疲れた心を元気づけてくれます。

ミヤマハナシノブ


 

シナノキンバイ


 

タカネグンナイフウロ


 

よいしょ、こらしょ


 


こちらのフェンスは「植生保護柵」。貴重な高山植物がシカに食べられてしまうのを防ぐための柵だそうです。


休み休み、高度を上げていくと


視界が開け


小太郎尾根分岐に着きました。

小太郎尾根分岐~北岳肩の小屋


ここからは稜線歩き。


今日はあいにくのお天気ですが、晴れていると、北岳や甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山などが見渡せるそうです。


トクヤクリンドウの可愛いつぼみを発見。

どっこらしょ

途中、矢印を見逃し


間違った岩場を一生懸命登って、時間と体力を少々無駄にしました。

見逃した矢印と記念撮影

だいぶ登ったんじゃない、これ? と、後ろを振り返ると、


美しい稜線が広がっていました。


さらに進むと


お…!


ついに、肩の小屋に到着しました~!


ここは標高3,000メートル。広河原の標高が約1,500メートルだったので、1,500メートルほど登ってきたわけです。どうりで疲れるわけだ。


今日はこの「肩の小屋」で1泊します。

※山小屋の様子はこちらの記事で紹介しています。
 ↓

北岳肩の小屋~北岳山頂


翌朝。4時過ぎに外に出ると、地平線が美しい色に染まっていました。


…あ! あのシルエットは…!!


富士山です。


よし! そろそろ出発しますか!


夏とはいえ、山の朝はかなり冷え込むため、カッパを着こんで、山小屋を出発しました。


肩の小屋の脇を通って


登山道を進みます。

後ろを振り返ると

美しい雲海が広がっていました。


どんどん高度を上げていきます。


あ、ご来光!!

せっかくなので、ご来光を眺めつつ、少しだけお弁当を食べることにしました。

肩の小屋のお弁当


朝日に染められていく山々。


なんと美しい世界でしょうか…。


朝日を浴びながら、


岩山を登っていきます。


お!北岳の山頂が見えました!!


そして、ついに…


やったー!北岳山頂に到着しました!


山頂は広々としていて、


のんびり休憩することができます。


正面には富士山がドーン!!とそびえていて、


その下には美しい雲海が広がっています。


いやー、最高の眺めです。


来てよかった。

北岳山頂~間ノ岳~北岳山荘


ここから先、間ノ岳へ向かう稜線も絶景なんですが、長くなっちゃうので、次回詳しく紹介します。
 ↓


この日は北岳から間ノ岳まで縦走した後、北岳山荘に戻って1泊しました。

北岳山頂から下ったところにある「北岳山荘」

北岳山荘~大樺沢二俣


3日目は「八本場のコル」を通るルートで帰りました。

ちなみに、間ノ岳に行かない方(北岳のみ登山する方)も、来た道とは別の道(八本場のコルを経由するルート)で帰る人が多いんじゃないかと思います。


朝食を食べ、山小屋を出発したのは5時過ぎ。

北岳山荘さん、さようなら~


やっぱり山の朝は最高…!


朝日を浴びながら歩くこの時間が、一番好きです。


花たちも日差しを浴びて、キラキラ輝いています。

丸太の道が現れた


滑らないよう、ゆっくり下ります。


ガレた道を慎重に進みます。


それにしても、いい景色!

…なんだけど、あのね、さっきからずっと気になってたんだけど、


やたら虫が、まとわりついてくるのよ。


大きさ的にはハエっぽいんだけど、模様的にはハチっぽいこの虫。

後で調べたら、「ハナアブ」っていう虫みたいです。ハエの仲間らしい。


虫よけスプレーを全身にまとって、先に進みます。

 /></td>
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ヘリコプターが物資を運んでいた


八本歯のコルを通過して、


さらに丸太を下ります。

北岳下山時に起きたトラブル


だいぶ疲れてきたな…と思いつつ、ガレ場を下っていると、


ギャァース!! 足が滑って、転びました。


イテテテテ…んもう、これだからガレ場の下りは嫌なんだよ…

ぶつぶつ文句を言いながら立ち上がって、下を見ると

ガレ場の下りが永遠に続いています。キィィィィ!


ゆっくり慎重に行くことにしました。

やっぱり下りは足の疲れがたまってるから、ケガをしやすいんですよね。

ちょっとトイレに行きたいのもあって、気持ちが焦っちゃってたかもしれません。


下から登ってきた人にトイレの場所を聞くと、ここを下ったところにあるとのこと。


カメラのズームを精一杯きかせて写真を撮ってみると、あ、ありました。


あそこです!遠い…(泣)

でも焦るのが一番よくないですからね。ゆっくり確実に行かねば。


北岳は、下山時の浮き石による転倒が多いみたいです。

振り返ると、

「北岳バットレス」と呼ばれる大岩壁がドカーン!とそびえ立っていました。ここをロッククライミングする人もいるのだとか…すごいー!


それにしても、疲れたな…


私が山で嫌いなもの第1位の「ガレた下り坂」はまだまだ続きます。ちなみに、山で嫌いなものの第2位は「土砂降り登山」、第3位は「長い急登」です。


でもこういうときは気の持ちようが大事。心の中で文句ばかり言ってると、集中力が落ちて、ますます滑っちゃいますからね。


山に登れたこと、素晴らしい景色を見れたことに感謝して、一歩一歩ゆっくり下っていくのが、一番安全な下り方なのです。

右手には雪がたくさん残っていた


ゆっくり、ゆっくり~、がんばれ、がんばれ~


そう心の中で自分を励ましながら、下っていくと


ようやく簡易トイレのある「大樺沢二俣」に着きました。

チップ制公衆トイレ

ふぅー、ようやく着いた~!!

両足の親指の付け根にできたマメが痛むので、しばらくここでボケーっと休憩しました。

大樺沢二俣~広河原山荘


さーて、行きたくないけど、そろそろ行きますか。


ここからは木が影になってくれるので、涼しいです。


渓流を眺めつつ歩きます。

足の疲れはもう限界に来てる


でもなんとか歩き続けて


広河原山荘まで戻ってきました。あー疲れたー。

山荘に着いた途端、土砂降りになったので、

雨宿りがてら、ランチを頂くことにしました。

しょうが焼き定食:1200円

< 広河原山荘情報 >
・電話:090-2677-0828 / 055-283-2889
・時間:ランチタイムは11:00~14:00
・料金:宿泊は1泊2食8,200円。テント場は500円。
・メモ:水場、テント場あり


ランチを食べたら、だいぶ元気がでてきました。


ここまで来ればゴールはあと少し。


行きにも通った吊り橋を渡って、


バス乗り場(広河原インフォメーションセンターの前)まで戻ってきました。ふー、お疲れさまでした~。

広河原のバスターミナル

帰りのバスは、

こういう感じで荷物を置いて、順番を確保するシステムのようでした。


バスの席数は少なめなので、座りたいなら20~30分前に行って、順番を確保しといたほうがいいと思います。(甲府まで2時間立ちっぱなしはキツいので…)

※今回のコースタイム&北岳~間ノ岳間の登山レポートはこちらにまとめています。
 ↓

北岳の登山口「広河原」へのアクセス

※以下の説明が必要ない方は、「甲府のおすすめ格安ホテル」または「北岳登山のアドバイスまとめ」まで飛んでください。
 

北岳の登山口「広河原」は、甲府駅からバスで約2時間の距離に位置しています。以下、車でのアクセス法と、公共交通機関でのアクセス法を紹介します。

車でのアクセス

※公共交通機関で行く方は、「電車・バスでのアクセス」まで飛んでください。

車で行く場合、広河原に通じる道路はマイカー規制が行われているため、営芦からバスに乗り換える必要があります。

無料の「市営芦安(あしやす)駐車場」に車を停めて、

そこから山梨交通バスまたは、乗合タクシーに乗り換えて広河原を目指しましょう(バス代1,030円+利用者協力金100円=合計1,130円。所要約1時間)

奈良田の無料駐車場に停めて、そこからバスで広河原にアクセスすることもできます(バス代1,030円+利用者協力金100円=合計1,130円。所要約45分)。ただ、こちらはバスの本数が少なめです。

ちなみにどちらのバスも週末はかなり混むため、座れないかもしれません。

※「芦安~広河原間」「奈良田~広河原間」のバスの時刻表はこちら

乗り合いタクシーはこんな感じのバン

※以下の説明が必要ない方は、「甲府のおすすめ格安ホテル」または「北岳登山のアドバイスまとめ」まで飛んでください。
 
 

電車・バスでのアクセス

公共交通機関を使う場合は、電車または高速バスで甲府駅に行き、そこからバスに乗って広河原に向かいましょう(バス代1,950円+利用者協力金100円=合計2,050円。所要約2時間)。

※バスの時刻表はこちら

東京から行く場合、値段は少し高いですが新宿から広河原への直行便(夜行バス)もあります(バス代8,000円。22:00新宿 → 6:13広河原)。

ただ週に1~2便と本数が限られているのと、事前予約制で、最少催行人員(20名)の決まっているツアーだということに注意が必要です。

ちなみに、帰りの直行便(広河原 → 新宿)はありません。(夜行バスの詳細はこちら

新宿から甲府へ

今回我々は、新宿から高速バスで甲府に行き、そこからバスで広河原に向かいました。

新宿から広河原なら、夜行バスで行った方が効率的なんですが、正直…登山の前日に夜行バスを使うのって、キツいんですよね。(あまり眠れないし、休憩でしょっちゅう起こされるし…)

前に夜行バスで山に行ったとき、寝不足のせいで転んで怪我をしたことがあるので、今回は甲府で1泊するプランにしました。

高速バスの出発地「バスタ新宿」

新宿から甲府駅までは、高速バスで約2時間。


バスは本数が多く、席は空いていて、片道2,000円というお手頃価格でした。

一番前の席をゲット

13時過ぎに新宿を出発する便に乗り、15時過ぎに甲府駅へ到着しました。

まずは、本日の宿に向かいます。

甲府のおすすめ格安ホテル

今回泊まったのは、


甲府駅から徒歩3分の「ビジネスホテル相川」。

素泊まり・シングル1室3,500円、ツイン1室6,000円(=1人あたり3,000円)という激安宿だったので、全く期待してなかったのですが、


中はとっても綺麗!


バス・トイレとエアコン付きで、この値段ってめっちゃ安くないですか!?


山小屋より断然安くて快適です。

立地も甲府駅のすぐそばだったので、翌早朝の移動にも便利でした。

< ビジネスホテル相川 情報 >

・住所:山梨県甲府市丸の内2-4-18
・料金:シングル1室3,500円、ツイン1室6,000円
・メモ:チェックイン16:00から、チェックアウト10:00まで
・ホテルの詳細:こちら

甲府駅から北岳の登山口「広河原」までのバス

甲府で1泊した翌朝。

始発のバスに乗るため、4:10頃ホテルを出発し、甲府駅のバス乗り場に向かうと、


出発20分前だというのに、すでに待っている人たちがいました。


近くのコンビニで朝食を買って戻ってくると、団体さんが来て一気に長蛇の列に。

ここから北岳の登山口「広河原」まではバスで2時間。さすがに立ちっぱなしはキツいですからね。早めに来といてよかった。


出発時刻8分前になると、2台のバスが現れました。バスは席数がそんなに多いわけでもないので、すぐに満席になりました。


バスの運賃を支払ったら、


広河原までは、ゆっくり寝て過ごせます。

バスは5時過ぎに芦安でトイレ休憩をはさんだ後、

6時半頃、北岳の登山口「広河原」に着きました。

北岳登山のアドバイスまとめ

以上、長くなってしまったので、最後に要点をまとめておきます。

< 北岳登山のアドバイスまとめ >
・北岳は1泊2日で登る人が多い。間ノ岳まで行くなら、2泊3日がおすすめ。
・山頂からの眺めを楽しみたいなら、「北岳肩の小屋」または「北岳山荘」に泊まって、早朝に北岳山頂に行こう。
・北岳の登山口「広河原」までは、甲府駅からバスで2時間。夜行バスより、甲府で前泊する方がおすすめ。
・広河原へ行く道路はマイカー規制があるため、車でアクセスする場合は、途中の芦安か奈良田でバス(または乗り合いタクシー)に乗り換える。
・北岳山頂付近にはハナアブが多いため、虫よけスプレーは必須。
・大樺沢コースは浮き石で滑りやすいので、慎重に下ろう。
トイレがあるのは、広河原インフォメーションセンター、白根御池小屋、北岳肩の小屋、北岳山荘、大樺沢二俣。
・帰りのバスで座りたいなら、早めにバス停へ行った方がいい。リュックをバス停の前に並べて順番を確保するシルテム。リュックを置いたら、貴重品だけ持って、広河原インフォメーションセンター内でのんびり待っていればOK。

地図は、こちらを持っていきましょう。
 ↓

 /></td>
<td valign= 山と高原地図 北岳・甲斐駒

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登山の持ち物は、こちらの記事にまとめています。
 ↓

北岳~間ノ岳の縦走コースはこちら。
 ↓

北岳の山小屋情報はこちら。
 ↓

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コメント

  • キタダケソウありましたか??まだキタダケソウに出会ったことがありません

    by 婚活女子 €2018/06/17

    • >婚活女子 さん
      キタダケソウの時期は、6月中旬から7月上旬らしくて、我々が行った時(8月)には、見られませんでした。残念…!いつか見てみたいです♪

      by りりー €2018/06/18

  • すごく参考になりました。退職して70歳になります。7,8年前に富士山に登りました。厳しいとは認識していますが、北岳登山に心の中で強い関心を持っています。来年あたり北岳にトライしてみたいと思います。

    by 匿名 €2018/09/22

    • > 匿名 さん
      富士山にも登られたのですね!ブログ、参考にしていただけて嬉しいです。
      来年、北岳に登頂できたら、またぜひコメントしてください~^^

      by りりー €2018/09/25

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