ニュージーランド最大の都市・オークランドの周辺には、約50の島々が点在しています。
その中でも特に人気の島が、ワイヘキ島。シーズン中には1日3万人もの観光客が訪れるリゾートアイランドです。
ワインの産地としても有名なワイヘキ島には、多くのワイナリーが点在しています。
今回は、ワイン好きな人はもちろん、そうでない人でも楽しめるワイヘキ島の観光レポートをお届けします♪
※この記事は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします。
(私が参加したニュージーランド・ツアーはこちら)
ワイヘキ島ってどんな島?
ワイヘキ島はオークランドの東、ハウラキ湾に浮かぶ島で「オークランドの宝石」と呼ばれています。
島の面積はおよそ92平方km、伊豆大島ほどの大きさです。
綺麗なビーチがあるため、夏には海水浴も楽しめます。
島の人口は約8,000人。ニュージーランドで最も人口密度の高い島と言われています。
毎朝フェリーに乗って、オークランドまで通勤している人もいるのだとか。
ちなみにワイヘキ島には水道が通っていません。そのため、みんな雨水をタンクにためて、その水を浄化して使っています。
でも夏は雨が減ってしまうので、深刻な水不足に陥ることもあるのだとか。
※一応、給水車もあるのですが、しばらく雨が降っていないと、どの家庭も給水車を頼むため、水が届くまでに1~2週間待たなければいけないそうです。大変だな~。
しかし夏の暑く乾燥した気候と、水はけのよい土壌をもつワイヘキ島は、ワインの生産にはぴったり。
ワイヘキ産の赤ワインはニュージーランドでもトップクラスと言われています。
ワイヘキ島への行き方
オークランドからワイヘキ島までは、船で約40分。
町の中心部から北に向かうと、フェリー乗り場が現れます。
チケットをゲットして、ワイヘキ島行きのフェリー乗り場「pier 2」へ向かいましょう。
ワイヘキ島に向かう船は30分~1時間に1本のペースで出ています。
こちらが船の内部。
けっこう広いです。
カフェスペースや
トイレもあります。
この日は雨だったので、屋外席はガラ空きでした。
自転車を持ち込んでいる人も多かったです。
オークランドを出発して
途中、大きな島を通り過ぎ
40分弱で、ワイヘキ島に到着しました!
ワイヘキ島の移動手段
フェリーは、島の西側にあるフェリー乗り場に止まります。
ここから島の中心部である「オネロア」までは、車で5分ほど。
カフェやレストランが軒を連ねるオネロア
島内の移動手段は、バスやタクシー、レンタカー、レンタサイクルなどがあります。(ただ坂が多いので、自転車はちょっと大変かも)
バスはフェリーの発着時間に合わせて運行されているのですが、我々の行きたいワイナリーの近くにはバス停がなかったため、
タクシーに乗りました。
ワイヘキ島のおすすめワイナリー
ワイヘキ島には20以上ものワイナリーがあるのですが、その中でも特に人気のワイナリーが
「MUDBRICK(マッドブリック)」。
フェリー乗り場から、タクシーで10分弱の距離にあるこちらのワイナリーには、
よく整備されたお庭と
おとぎ話に出てきそうな可愛い外観のレストランがあります。
小高い丘の上に立っているため、
遠くに海も見渡せます。
レストランはとても雰囲気が良いので、
ウェディングパーティーに使われることも多いのだとか。
バーカウンターにはワインがずらり。
…といっても私はワインが飲めないんですが、
おしゃれな雰囲気と、美味しい料理が楽しめたので、大満足でした。
地元でとれた食材を使った料理は、
どれも美味しく、
贅沢なひと時を過ごすことができました。
デザートも絶品!
帰るころには、辺りはすっかり真っ暗。
タクシーを呼んでもらったのですが、ちょうど出払ってしまっていたようで、なかなか迎えが来ませんでした。
しかも、ようやく来たと思ったタクシーは、我々より先に待っていた乗客を乗せ、港へ旅立って行ったのです…。
あ、これは…次の便まで待つパターンかな…と思っていると、お店のマネージャーが「OK、ガールズ!レッツゴー!!」と言ってきました。
「れ、レッツゴー…?」と思っていると、なんとマネージャーが自らの車で船着き場まで送ってくれたのです。なんて優しいのかしら…
夜の時間帯、特に船の出発間際はタクシーが出払っちゃうっぽいので、余裕をもってタクシーを呼ぶか、事前に予約しておいたほうがいいかもしれませんね。(今回はたまたま送ってもらえてラッキーだったけど、お店が混んでたらそうもいかなかっただろうし…)
夜の船はとてもすいていました。
MUDBRICK 情報
・住所:126 Church Bay Rd, Waiheke Island, Oneroa
・時間:10:00~21:00(予約状況によっては、営業時間の変更あり)
・休み:なし
・メモ:貸切りとなる日もあるため、事前予約がおすすめ
今回泊まったホテル
ワイヘキ島にはホテルや貸別荘など、いくつかの宿泊施設があります。
ただオークランドまで戻ってきたほうがホテルの選択肢は多いです。私もワイヘキ島は日帰りで、オークランドのホテルに泊まりました。
今回泊まったのはこちら
「スタンフォード・プラザ・オークランド」。
このホテル、めちゃめちゃすごいホテルでした。
入った瞬間から、なんかオシャレだな~と思っていたのですが、
エレベーターに乗ってびっくり。
行きたい階のボタンが押せない(押しても反応しない)のです。
「なんだこれ、壊れてるのか…!?」と思って、アワアワしていると、後から乗ってきたおじさまたちが「カードキーをかざさないと反応しないよ」と教えてくれました。
ここにカードキーをかざすと、自分の部屋の階のボタンが押せるようになるのです。
なんというセキュリティでしょうか…!
それもそのはず、実はこのホテル…
皇太子様や
エリザベス女王、
レディガガ…など、数々のセレブが宿泊している5つ星高級ホテルなのです!
入口右手に、今まで泊まったセレブの写真が飾られています。
セサミストリートの黄色い鳥も泊まったらしい
すごい…こんな高級ホテル、初めて泊まるわ…と思いつつ、
ドキドキしながら広い廊下を歩いて、部屋に向かいます。
こちらが私の泊まったお部屋です。
↓
バスローブや
ちょっとした書き物ができるような机もあって、
とってもいい感じ。
バスルームも広々~。
オークランドの中心部に立っているホテルで、メインストリートも港も近いので、
ちょっと街を散策するにも便利でした。
スタンフォードプラザ・オークランド 情報
・住所:22-26 Albert St, Auckland
・時間:チェックイン15時から、チェックアウト11時まで
・メモ:無料Wi-Fiあり。
・ホテルの詳細:こちら
おまけ:オークランドのおすすめ羊スポット
ニュージーランドにいる動物といえば…
やっぱり羊ですよね!
ニュージーランドでは人より羊の数の方が多いのです。
羊の数は、なんと人間の数の約5倍。少し都会を離れれば、すぐに羊たちの群れと出会えます。
ニュージーランドを旅していると、そこかしこで羊を見かけるため、いつの間にか羊が好きになってしまうんですよね。
ただ…意外にも、その羊たちの近くで写真を撮れる機会がないんです…。
バスで通る国道沿いは、途中で止まれるところがないため、車窓から一瞬見える羊を楽しむしかありません。
でも車窓から羊の写真を撮ろうとすると、窓ガラスが反射してしまって、なかなか綺麗に撮れないんです。
羊の姿も小さくなってしまうし。
もっと近くで羊を眺めたい! かわいい羊の写真を撮りたい…!
ニュージーランド旅行の終盤、なんとか羊の写真が撮れないかと、ツアー会社の方(エス・ティー・ワールドさん)にお願いしたところ、素敵な羊スポットに案内してくれました。
それがこちらの
アンベリー・パーク。
オークランド空港から20分ほどの場所にある公園です。
広い公園なので、もしかしたら羊が遠くにしかいないかも…とのことだったのですが…
なんと! すぐ近くにいました! 木陰で休憩しています。
羊は臆病なので、人間が近づくと逃げてしまうそうです。
羊の近くに行きたいなら、少し離れた場所に車を止めて、ゆっくりと回り込み、少しずつ距離を縮めていかなければなりません。
我々はなるべく気配を消し、そっと羊に近づきました。
そうして撮った写真がこちら。
↓
かわいい~!
この…ふわふわもこもこ感がたまりません。
しかし、我々の気配に気づいた羊たちは
遠くへと、立ち去ってしまいました。
もう…お別れなのね。残念。。
でも、諦めずにもう少し奥のほうへ行ってみると…
あ! たくさんの羊が…!
でも近づいた瞬間、一目散に逃げて行ってしまいました。
お尻もかわいい。
しかし…しばらくの間、気配を消して静かに待っていると
だんだん羊たちが近づいてきました。
ときどき、こちらを気にするそぶりはあるものの
基本、目の前の草を食べることに夢中な羊たち。
草を求めて、
一歩また一歩とこちらに近づいてきて、
気づけば、すぐ近くまで来ていました。
間近で見る羊の可愛さは、なんとも言えません。
なんという癒しでしょうか。
ひたすら…
ただ、ひたすら…
草を食べ続ける羊たち。
そんな羊たちの姿が本当にかわいくて、もう…いつまでもここで羊を眺めていたい…そんな気分になったのでした。
ちなみに、この公園には羊のほかにも、
牛や
豚、
馬もいました。
馬はすごく大きくて、かっこよかったです…!
羊に癒されたい方や、羊の写真を撮りたい方は、ぜひ訪れてみてください。
なお羊の写真をアップで撮りたいなら、望遠レンズのあるカメラを持っていくのがおすすめです。
※ツアーの旅程はほぼ一緒ですが、泊まるホテルや食事条件など、予算に合わせていくつかプランが用意されています。今回ブログに掲載したホテルに泊まりたい場合は、念のためツアーの問い合わせの際にご確認ください^^
P.S. 次回は、ニュージーランド旅行のまとめ記事をお送りします。
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りりー
予算99万円・約7カ月で世界一周した格安旅行情報ブロガー。
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