
自然の作り出した圧倒的な絶景・ミルフォードサウンド。

世界遺産にも登録されているこの景観は、ニュージーランドを代表する観光スポットの一つです。
今回はそんなミルフォードサウンドへの行き方や、クイーンズタウンからの日帰りクルーズツアーに参加した感想、ツアーのスケジュールなど、ミルフォードサウンドに行く前に知りたかった情報をまとめてお届けします♪
※この記事は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします。
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ミルフォードサウンドへの行き方
ニュージーランドの南西部に位置するミルフォードサウンド。
ここには入り江に沿った散策コースがないため、観光するならクルーズツアーへの参加が必須となります。

日本からミルフォードサウンドにアクセスする場合、最も一般的なのは、まず飛行機でクイーンズタウンまで行き、そこから日帰りツアー(*)に参加すること。
*日帰りツアー:クイーンズタウン・ミルフォードサウンド間の往復バスと、ミルフォードサウンドのクルーズがセットになったツアー。
クイーンズタウンからミルフォードサウンドまでは、距離的には近いのですが、
山や湖を避けるため、ぐるっと回り込む形で道路が走っているので、片道4~5時間ほどかかります。
そのため日帰りツアーは、朝の7:30前後にクイーンズタウンを出発し、お昼頃にミルフォードサウンドをクルーズして、19:30~20:00前後に帰ってくるというスケジュールが一般的です。

ちなみにミルフォードサウンド周辺には、何もありません。
レストランやホテルもほとんどないため、一番近くで宿泊したいなら「テ・アナウ」まで行きましょう。
テ・アナウからミルフォードサウンドまでは、車で2時間弱です。
なお「オーバーナイト・クルーズ」(1泊クルーズ)に参加すれば、ミルフォードサウンド内で宿泊することもできます。

今回、私は最も一般的なコース(クイーンズタウンからの日帰りツアー)で、ミルフォードサウンドに行きました。(私が参加したニュージーランド・ツアーはこちら)
ツアーだと、ミルフォードサウンドまでの道中、いろいろな写真スポットに立ち寄ってもらえるので便利です。
クルーズツアーのスケジュール
今回のツアーは、以下のようなタイムスケジュールでした。
7:24 クイーンズタウンのホテルを出発 → 9:35~10:10 テ・アナウにて休憩 → 10:53~10:58 エグリントン平原にて写真休憩 → 11:03~11:14 ミラー・レイクにて写真休憩 → 11:22~11:30 トイレ休憩 → 11:46~12:00 レイク・ガンにて写真休憩 → 12:39~12:57 ザ・キャズムを散策 → 13:16 ミルフォードサウンド着 → 13:30~15:15 ミルフォードサウンド クルーズ → 15:22 ミルフォードサウンド発 → 17:00~17:13 テ・アナウでトイレ休憩 → 19:24 クイーンズタウン着
行きはいろいろな写真スポットに立ち寄り、帰りは直行で帰る感じでした。(クイーンズタウンからの日帰りツアーは、だいたいこういう流れになるようです)
以下、実際のツアーの様子をご紹介します。
ミルフォードサウンドまでの見どころ
ツアー当日は朝7:20過ぎに、宿泊していたクイーンズタウンのホテルまで、迎えのバスが来てくれました。

車内は広々とした作りで、Wifiも完備。(Wifiの電波は、テ・アナウまでしかつながらないけど)

天井にも窓があるので、景色が見やすいです。
※車内はエアコンが効いているので、寒がりの方は羽織れるものを持っていったほうがいいです。
いくつかホテルに立ち寄って、乗客をピックアップしたら、ミルフォードサウンドに向けて出発します!

日本人の乗客には、ヘッドホンが配られました。
ドライバーさんが途中の観光スポットについて、英語で説明をしてくれるのですが、我々はこのヘッドホンを通して、日本語通訳を聞くことができるのです。(バスには日本語ガイドさんも乗車しているので)

ちなみにニュージーランド人の英語は、独特の発音となまりがすごくて(イギリス英語とオーストラリア英語を混ぜた感じ?)、慣れるまではめーちゃめちゃ聞き取りずらいです。日本語ガイドさんのいるツアーに参加できて良かった…。

クイーンズタウンを出発して2時間ほどたつと、大きな湖が見えてきました。

テ・アナウの街に到着したようです。
テ・アナウ
ここで30分休憩とのことだったので

お土産屋さんでトイレを済ませ

メイン通りを歩き、湖まで行ってみました。

ここ「テ・アナウ湖」はニュージーランドで2番目に大きい湖で、琵琶湖の半分ほどの大きさだそうです。

ちなみに、この湖は「世界で最も美しい散歩道」として有名な「ミルフォード・トラック(*)」のスタート地点でもあります。
*ミルフォード・トラックは、テ・アナウ湖の北端から、ミルフォードサウンドまでを3泊4日で歩くトレッキングコースです。入山制限がある上に、ものすごく人気のコースなので、何カ月も前から予約しないとダメなんだとか。いつか行ってみたい…!

テ・アナウ周辺には、マス釣りスポットがある



バスに戻ると、ドライバーさんが「ジン(お酒)だよ!」と言って、ペットボトルを配っていました。

ただの水だった
ここからミルフォードサウンドまでの道は「ミルフォード・ロード」と呼ばれる山岳路で、途中にたくさんの撮影ポイントがあります。

テ・アナウを出発して40分ほどすると、最初の写真スポットである「エグリントン平原」に着きました。
エグリントン平原

幾重にも連なる山々と、広々とした草原…なんという壮大な景色でしょうか。

これらの山々は氷河によって谷底が削られ、このようなU字型の渓谷になったのだとか。

5分ほどの写真休憩後、さらに車を走らせると、

次の撮影ポイント「ミラー・レイク(ミラー湖)」に到着しました。
ミラー・レイク

遊歩道を歩いていくと、

綺麗な湖が現れました。

ここは周囲の山が水面に映りこんで見える様子から、「ミラー・レイク」という名がつけられたそうです。

湖に反射している文字が「Mirror Lakes(=鏡の湖)」

私が行った日はカモが泳いでいたり、風が吹いていたりしたので、水面が揺れてしまい

そこまで「鏡」っぽい感じではなかったのですが、

湖の周辺がちょっとしたお散歩コースになっていて、とても気持ちがよかったです。


ここから車を少し走らせたところで、最後のトイレ休憩をした後、

たまたま時間が余ったのか、ドライバーさんの気まぐれか、普段は立ち寄らないという「レイク・ガン」に行くことになりました。
レイク・ガン

バスを降り、森の中をしばらく歩くと

美しい湖が現れました。

空や雲、山々が水面に反射して、とても綺麗です。ここは、ドライバーさんお気に入りのスポットなのだとか。

ドライバーさんもご満悦の様子

しばしの休憩の後、レイク・ガンを出発して、最後の観光ポイントに向かいます。

窓からは大きな山や

滝が見えて、

ワクワク感がさらに高まってきました。
トンネルを通り抜け

つづら折りの坂道をしばらく下っていくと、

ミルフォード・ロード最後の撮影ポイント「ザ・キャズム」に着きました。
ザ・キャズム

ここは1周20分ほどの散策コースとなっています。

美しい緑に覆われたコースで歩いていてとても気持ちがよいのですが、

あまりコースの端っこを歩かないようにしたほうがいいです。

すぐ脇が、断崖絶壁になっていたりするので。

実際、コースの脇に生えていたシダを見ようと近づいた女性が、足を滑らせ、あやうく滑落しそうになっていました。

道の真ん中を歩けば大丈夫
ブナの原生林に囲まれた森の奥へと進んでいくと、

眼下に滝が見えてきました。

こちらは穴の開いた石。

ここ、「ザ・キャズム」は、滝によって浸食された奇岩がたくさんあるスポットなのです。



巨大なシダを観察しつつ

駐車場へと戻ってきました。
ここからバスに乗ること約15分で

ついに、ミルフォード・サウンドに到着です!























































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コメント
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※コンピューターによるスパム投稿を防ぐため、コメントは承認制となっています。(コメントが表示されるまでに、少し時間がかかることがあります)こんにちは。ニュージーランドのYoutubeを発信しています。とてもわかりやすかったので、りりーさんのブログのリンクをビデオにつけさせてもらいました。よろしくおねがいします。
by MARICHANNEL 2021/09/05
> MARICHANNEL さん
こんにちは。リンク嬉しいです♪ありがとうございます!
ニュージーランドのYoutubeいいですね!動画を見ていたら、またニュージーランドに行きたくなりました^^♪
by りりー 2021/09/07