今回の旅で頂いた1等のユーレイルパスでは、チューリッヒ中央駅の「SBBラウンジ」を利用することができました。
※SBBラウンジへの行き方は、一番下にまとめています。
ラウンジで少し時間をつぶした後、空港に向かいます。
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チューリッヒ中央駅からチューリッヒ空港までの行き方
市内中心部からチューリッヒ空港までは、電車で約10分の距離。とっても近いです♪
チューリッヒ国際空港(Zurich Flughafen)行きの電車に乗ればOK。昼間なら5~10分間隔で出ています。
電車に乗るときは、ドアの横にあるボタンを押すとドアが開きます。
↓
降りるお客さんがいない場合、このボタンを押さないとドアが開きません。
スイス鉄道のサイレント車両
スイスの列車には、
1等席と
2等席があります。
基本的に、1等席はガラ空きです。(ぶっちゃけ1等席を減らして、2等席をもうちょっと増やしたほうがいいと思う…)
長距離列車は、2階建て車両が多いです。
こちらは食堂車。
スタバの入った車両だったので、大人気でした。
そんな中、スイス旅行の最後にわたしが乗った車両は、おしゃべり禁止車両。
「この車両、やけに静かだな~」と思ったら、こんなマークがあったのでした。
↓
この車両では携帯電話はもちろん、おしゃべりも禁止。
とっても静かで落ち着きます。こりゃ、一人旅には最適だな~^^なんて思ってひとり静かに旅の思い出を振り返っていたら、突然アラブ系の外国人夫婦が入ってきました。
彼らは2等車両に向かう途中のようです。「サイレント車両」であることも知らずに大声で会話するアラブ人夫婦。雰囲気からすると、おそらくこんな内容です。
奥さん:「え、でもここ1等席でしょ?2等のチケットしか持ってないよ?」
旦那さん:「いいよ。どうせ、もうすぐ空港に着くんだから。検札(*)なんて回ってこないだろ」
奥さん:「うーん、じゃあ、まいっか」
*スイス鉄道には日本のように改札がない代わりに、抜き打ちで車内に検札が回ってきます(海外はこういうシステムのところが多い)。もし2等席の人が1等席に乗ってたら、ものすごい罰金をとられます。
すると旦那さんはおもむろにスマホを取り出し、大音量でアラビア音楽を流し始めたのです。
…おいおいおい!
ここは静かにしなきゃいけない車両ですよ!!!音楽はもちろん禁止ですよ!!
ほら、この案内板に書いてあるでしょ。
この車両では、たとえヘッドフォンをつけていても、音楽は禁止なんですよ!(音漏れがあるから)
静まり返った車内で音楽を流し始めた旦那さんに、奥さんが厳しく注意…するとか思いきや、彼女は驚きの行動に出ました。「パン!パン!パン!」と音楽に合わせて手拍子を始めたのです。
…え!?
音楽に合わせてリズムをとる2人。ノリノリです。突如アラビアン・クラブ車両にチェンジしたサイレント車両。
そんなわけでわたしのスイス旅行の最後は、アゲアゲ↑↑のアラビア音楽で締めくくられたのでした。
↑
例のアラブ人夫婦。とても仲良し。