ソニーの人気広角レンズ「SEL28F20」を購入しました~♪
このレンズ、めちゃくちゃ軽くて小さくて、ちょっとしたお散歩撮影にぴったりなんです。
というわけで今回は、「SEL28F20」を買う前に知りたかった情報をまとめてみました。
なぜ「SEL28F20」を買ったのか
超人気のフルサイズカメラ「α7Ⅲ」を購入して約半年。
圧倒的な写りと使い勝手の良さに満足しつつも、私はずっとあるものを探していました。
それはずばり…軽いレンズです。
α7Ⅲを買ったときは、一番人気のズームレンズ「SEL24105G」を購入して、綺麗な写りに感動していたのですが…なんせ重いんですよね、このレンズ。。
まあ重いって言っても663gしかないので、フルサイズのレンズの中では軽い方かもしれないんですけど、モヤシ人間の私にはちと重い。
あと、でかい。
旅行のときとか、「今日は写真を撮るぞ!」って気合いが入ってる日は良いのですが、ちょっとしたお散歩に持ち出すのは、かなり億劫でした。
とはいえ、このレンズで撮るとめちゃくちゃきれいな写真が撮れるし、そもそもフルサイズのカメラなんだし、多少の重さは我慢するしかないよね……なんて諦めてたんですが、いろいろと調べていたら、良いレンズを見つけたのです。
それがこの「SEL28F20」。
「SEL28F20」ってどんなレンズ?
「SEL28F20」はソニーのフルサイズ対応、広角単焦点レンズです。
軽くてコンパクトなのに、美しいぼけ味とシャープな描写が得られると評判のこのレンズ。
開放F値2.0と明るく、防塵・防滴な上に、オートフォーカスも静かで高速…というナイスなレンズなんです。
さらに細かいスペックはこんな感じ。
↓
「SEL28F20」のスペック
- 名称:FE 28mm F2
- レンズタイプ:広角単焦点レンズ
- 焦点距離:28mm
- 開放F値:2.0
- 最短撮影距離:0.29m(AF時)、0.25m(MF時)
- 縦×横:64x60mm
- 重さ:200g
- フィルター径:49mm
- 定価:65,000円(+税)
現在の価格はソニーストアだと、57,110円(税込)。ソニーの純正フルサイズレンズの中では、比較的リーズナブルな価格帯となっています。
ちなみにAmazonだともっと安く買えます。
↓
ただ保証の面を考えると、ソニーストアで買ったほうが良いと思います。
というのも通常のメーカー保証は1年ですが、ソニーストアで買うと3年まで無料で延長保証してもらえるのです。(レンズの修理代金って高いので、これは嬉しいポイントです)
また有料にはなっちゃうんですが、長期保証の「ワイド」という方を選ぶと、破損や水濡れ、火災、水害、落雷も保証してくれます。(普通の保証は自然故障しかダメ)
なので、うっかり落としてしまったり、ぶつけてしまったり、雨で濡れてしまったり…なんてときも、「ワイド」に入っておけば、無料で修理してもらえるのです!
→ ソニーストアで「SEL28F20」の価格をチェック
「SEL28F20」開封レビュー
というわけで早速、開封してみましょう。
箱を開けると
レンズと説明書が出てきました。
てか、レンズ小さっ!!
普段使っている「SEL24105G」と比べてみると
この違い。半分くらいの大きさでしょうか。なんて可愛いレンズなの…!
しかも手に持ってみると、
めちゃくちゃ軽いっ!!
重量は200gとのこと。
↑
いつも使っているズームレンズ「SEL24105G」は663gなので、1/3以下の重さなんですね~。どうりで軽いわけだ。
レンズ保護フィルターをつけて、
フードを取り付けてみました。
ちなみにレンズの保護フィルターは、評判が良かったこちらを購入しました。
↓
レンズの外装はアルミニウム合金を使用していて、防塵・防滴にも配慮された設計となっています。
カメラに取り付けると
こんな感じ。
いや~、小さい! とてもフルサイズのカメラには見えない大きさです。完全にAPS-C機の大きさ。
いつも使ってるレンズ(SEL24105G)だと
こんな大きさですからね。
α7Ⅲ自体がコンパクトなカメラなので、こちらのレンズだとバランス的にもちょうど良いです。ここまで軽いなら、登山にも持って行けそうです。
実際に撮影してみた
早速、カメラを持って街に繰り出してみました。
撮影してみて思ったのは、「焦点距離28㎜って、お散歩スナップにちょうど良い画角だな~」ということ。
ちょうど撮りたいものが、画面内に収まるんですよね。
ちょっとしたお散歩のときって、あんまり大きいレンズで撮影してると、カメラ小僧っぽい雰囲気になっちゃって恥ずかしいんですが、このレンズは小さいので、さりげなく撮れます。
画質も良い感じ。
かなりシャープに撮れます。
ボケも綺麗。
F2 と明るいレンズなので、暗い場所でもブレずに撮れます。夜景や星空撮影にも活躍しそうですね。
フォーカスも静かに、スッと合ってくれます。
最短撮影距離は29cmなので、かなり寄れます。さらにマニュアルフォーカスにすると、25cmまで寄れるようになります。
この「最短撮影距離」が長い場合、近寄って撮影できないから、地味に不便なんですよね。
カフェでテーブルの上のスイーツを撮る…なんてときも、わざわざ立ち上がって後ろに引いて写真を撮らなきゃいけなかったりするのです。
その点、「SEL28F20」は最短撮影距離が比較的短いので、椅子に座ったまま写真が撮れます。
ちなみに最短撮影距離(29cm)で、テーブルフォトを撮るとこんな感じ。
↓
マニュアルフォーカスにすると、最短撮影距離が25cmになるので、こんな感じになります。
↓
なお、単焦点レンズはズームができないのですが、α7Ⅲの場合「APS-Cモード」にして撮れば、周りがトリミングされるので、28mmのレンズが42mmのレンズに早変わりします。
APS-Cモードで撮ると、1.5倍ズームした感じで撮れます。
↓
同じ位置から撮った写真の比較
APS-Cモードにして、マニュアルフォーカス(最短撮影距離25cm)にすると、さらにアップで撮れます。
↓
私はカスタムキー設定で、APS-Cモードを下ボタンに割り当てることで、
下ボタンを押せば、すぐAPS-Cモード(=1.5倍ズーム)で撮影できるようにしています。これ、かなり便利です。
※カスタムキー設定など、α7Ⅲの機能については、こちらにまとめています。 → 「【α7 III レビュー】おすすめレンズと、初心者向けの超詳しい解説」
コンバーターレンズ
※以下の説明が必要ない場合は、次の項目「他の広角レンズとの比較」まで飛んでください。
このレンズには、2種類の「コンバーターレンズ」(別売)が出ています。コンバーターレンズというのは、焦点距離を変更するためのレンズで、
SEL28F20の前面に「フィッシュアイコンバーター」をつけると、焦点距離16mmの魚眼レンズに、
「ウルトラワイドコンバーター」をつけると、焦点距離21mmの超広角レンズに早変わりするのです。
レンズをもう一本持ち運ぶよりコンパクトなので、旅行の時に便利そうですね。
他の広角レンズとの比較
「SEL28F20」の他に、ソニーのフルサイズ対応で軽い広角レンズというと、カールツァイスの「SEL35F28Z」も人気のレンズです。
こちらは「SEL28F20」より1.5万円ほど高いのですが、さらに軽量コンパクトな設計となっています。
今回、この「SEL35F28Z」を買うか「SEL28F20」を買うかでかなり迷ったのですが、「SEL35F28Z」は最短撮影距離が35㎝と少し長めで、「もう少し寄りたいのに寄れない」という口コミが多かったんですよね。
あと解放F値が2.8と「SEL28F20」より少し暗めな割に、価格は高めなので、よりコスパの良い「SEL28F20」を選びました。
ちなみに描写性能にこだわるなら、最近発売された
「SEL24F14GM」がかなり評判良いんですが、「SEL28F20」より10万円以上高いんですよね…。
あと重さも「SEL28F20」の倍以上あるので、気軽に持ち運びたいなら、やっぱり「SEL28F20」が良いと思います。
最後に
写真が上手くなりたいなら、普段からカメラを持ち歩いて、撮影する機会を増やすのが一番だ、とよく聞きます。
今まではレンズの重さゆえに、カメラを持ち出すのが億劫だったのですが、これからはちょっとしたお散歩にも気軽に持ち歩いて、練習の機会を増やしていきたいです^^♪
ちなみに、このレンズの作例はAmazonにもいくつか載っています。
↓
Amazonで「SEL28F20」をチェック
「α7Ⅲ」のレビューはこちら。
↓
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書いている人
りりー
予算99万円・約7カ月で世界一周した格安旅行情報ブロガー。
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