常夏の楽園・ハワイに行くには、いつが一番安いのでしょうか?
3年にわたり、ハワイツアーの料金と、個人手配(航空券と宿を自分で手配する旅行)の料金を調査してきた私が、最新のハワイ旅行最安料金を発表します!
ハワイ旅行の安い時期はいつなのか?
結論から言うと、4泊6日のハワイツアーで一番安かった月は1月。
全体的には、11~1月と4~6月が安かったです。
※こちらの料金は、「ツアー代金」に加えて、空港使用料や現地税、送迎費等を全て含んだ最終支払い金額です。
ちなみに、去年の調査では
5月、
一昨年の調査では、
4~6月が安かったです。
ハワイ旅行が高い時期と安い時期
ハワイ旅行が高くなる時期といえば、以下の4つの時期です。
- 3月下旬(=春休み)
- 4月末~5月初め(=ゴールデンウィーク)
- 7月中旬~8月(=夏休み)
- 12月末~1月初め(=年末年始)
逆に、ゴールデンウイークの後(5月の平日)や、長期休みのない時期はオフシーズンとなるため、価格が下がります。
4泊6日のハワイツアー代金(空港使用料や現地税、送迎費等を含めた合計金額)の平均最安値は、114,261円。
なので、諸経費を含めて9万円台のツアーなら、かなり安いと言えるでしょう。
ハワイ旅行に必要な日数
日本からハワイまでは直行便で7時間前後。帰りの飛行機(ハワイ → 日本)は、気流の影響で、9時間前後かかります。
ツアーの日数は、最低でも5日(=3泊5日)は確保したいところ。今回は最もスタンダードな4泊6日で検索しました。検索の細かい条件は次の通りです。
< ハワイツアー検索条件 >
・日程:4泊6日
・出発地:東京
・出発時間&飛行機&ホテル:指定なし
・送迎:あり(送迎なしのツアーなら、別料金の送迎オプションを追加)
上記の条件に当てはまるツアーといえば、こんな感じのツアーですね。
↓
上記ツアーの表示価格(旅行代金)は99,800円でしたが、これに国内空港使用料:2,610円、国際観光旅客税:1,000円、現地税:7,210円を加えると、合計金額は110,620円になりました。
ツアーのスケジュールはこんな感じ。
↓
・1日目 18:55~22:00 成田発 → 6:40~10:30 ホノルル着
・2日目 終日:自由行動
・3日目 終日:自由行動
・4日目 終日:自由行動
・5日目 9:55~16:05 ホノルル発
・6日目 13:25~19:30 成田着
夜に日本を出発したはずなのに、同じ日の朝にハワイに着く。
…一見すると難解なスケジュールですが、これは、日付変更線を越えているせいです。飛行機で東に飛ぶと時差が大きいんですよね~。
出発時間が決まっていない理由
安いツアーの場合、上記のスケジュールのように、18:55~22:00 成田発、6:40~10:30 ホノルル着…といった感じで、出発&到着時間の幅が広くなることがあります。
これは、飛行機の便指定ができないから。直前に空いている便に振り分けられるため、料金が安くなっているのです。
ただこういうツアーって、直前になるまで時間がはっきりしないので、なかなか旅行の予定が立てにくいんですよね~^^;
帰りの便は9:55~16:05 ホノルル発となっていますが、9:55にホノルル発となると、7:55には空港に着かなきゃいけないので、朝早くホテルを出なきゃいけないません。
なので、できれば午後発の便にしてもらいたいところですが、安いツアーだと、だいたい朝早い便になっちゃったりするんですよね…。
帰国日にバタバタしたくない!という方は、少し高くなっちゃいますが、飛行機の便を指定できるツアーを選びましょう。
良いホテルに泊まりたいなら?
今回の調査では最安値のツアーを選んでいるため、ホテルのグレードは、そんなに良くないところが多いです。
ホテルの立地や窓からの眺め、部屋の広さ、プールやバスタブの有無…などある程度、希望の条件がある場合は、ツアーの細部をじっくり調べる必要があります。
オーシャンビューのホテルは、値段が高い
ただホテルやスケジュール、値段などを細かく比較して良いツアーを探すのは大変なので、忙しい方は「タウンライフ旅さがし」というサイトを使うと楽です。
希望の地域を選択する画面で、リゾート地 > ハワイと選択して、あとはざっくりとした日程や予算、希望するホテルの条件、連絡先などを入力すると後日、3~5社から旅行のプラン&見積もりが上がってきます。
ハワイ旅行に詳しい旅行会社から提案をもらえるので、各ホテルの違いや、現地の情報、細かいアドバイスなんかももらえます。
(全く同じ条件でも旅行会社によって値段が違うので、一括で複数の会社に問い合わせてみたほうがいいです)
→ 海外旅行プラン一括依頼サイト「タウンライフ旅さがし」はこちら
※旅さがしの詳しい使い方はこちら。
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ハワイ行き航空券が安い時期はいつ?
次に、個人手配(航空券とホテルを自分で予約する場合)の料金を見てみましょう。
まずハワイへの往復航空券だけ見てみると、以下のような料金となりました。
↓
平均すると、約8万円。12月と2月が安めでした。
ちなみに、去年の調査では、
5~7月と10月が安く、
一昨年の調査では、
4~6月の航空券が安かったです。
※飛行機の価格は「スカイスキャナー」で、東京~ホノルルの往復直行便を検索しました。
※スカイスキャナーの使い方はこちら。
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個人手配とツアーは、どっちが安い?
上記の飛行機代にホテル代と、ホテルまでの移動費を加えた場合、以下の金額となりました。
※上記金額はツアーと条件を合わせるべく、ホテル代は2名1室の1人あたりの料金で計算しています。ホテルは、ビーチまで歩いて行ける距離でそこそこ綺麗なホテルを選びました。空港 ⇔ ホテル間の移動費は、空港送迎バスを利用するとして、1人あたり往復4,000円で計算しています。
こちらがツアー代金との比較グラフです。
↓
時期にもよりますが、全体的にツアーのほうが安い月が多いです。
台湾やバリなんかはツアーで行くより、個人手配(航空券やホテルを自分で手配する)のほうが安くなるんですけどね。
台湾旅行のツアー代金 vs 個人手配料金
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※詳細記事 → 「【台湾旅行はいつが安い?2018】台湾の安い時期を1年間検証したよ」
バリ旅行のツアー代金 vs 個人手配料金
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※詳細記事 → 「【バリ島旅行はいつが安い?2018】航空券と旅費の最安値を調査したよ」
ハワイは頑張って個人手配してもあんまり安くならない(むしろ高い)んですよね…。
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なぜハワイは個人手配にしても安くならないのか。
…その理由はハワイのホテル代が高いことにあります。
ハワイのホテルの料金
ハワイのホテルって宿泊料金とは別に、税金とかサービス料がかかってくるんです。これが地味に高いのよね。。
たとえばこちらのホテルに4泊した場合、
4泊分の宿泊料42,994円に加え、税金(州税+ホテル税で13.96%)と、1泊あたり33.51ドルの施設サービス料がかかります。
つまりトータルで支払う金額は、宿泊料:42,994円+施設サービス料:14,891円+税金6,002円 = 63,887円となるのです。
これは1室にかかる料金なので2人で割ると、1人あたり31,943円。ということは1人1泊8,000円弱って感じですね。
…うーん、なかなかのお値段。安いホテルでこれですからね。さすがハワイです。
ちなみにサービス料はホテルによって違います。1泊10ドルのところもあれば、宿泊料に含まれているところもあります(値段が高めのホテルは、含まれてることが多いかも)。
1回の滞在につき、清掃料として○○ドル…という宿もあります。(特にアパートタイプの割安な宿に多いかも)
まあ、トータルの金額がほぼ同じならツアーを選んだほうが楽だと思います。(現地でトラブルがあっても、ツアーなら旅行会社に相談できるので)
※ひとり旅をしない方は、以下の説明が不要なので、次の項目「個人手配の注意点」または「ハワイの安い時期まとめ」まで飛んでください。
ひとり旅なら、個人手配の方が安い
ひとり旅をされる方は、ツアーより個人手配のほうが安いです。(ひとり旅の場合、ツアーだと「1人部屋追加代金」がかかっちゃうので)
ひとり旅でめちゃめちゃ節約したい場合は、ドミトリーなら1泊3,000円台からあります。
※海外のホテルを予約する法は、こちらに詳しくまとめました。
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※ツアーでハワイに行く方は、以下の説明が不要なので、次の項目「ハワイの安い時期まとめ」まで飛んでください。
個人手配の注意点
自分でホテルを予約する場合は時差に注意しましょう。
ハワイと日本の時差は-19時間。
例えば日本が月曜の午前9時だとすると、その時間、ハワイは前日の日曜午後2時になっています。
なので夜に日本を出て翌朝ハワイに着くと、その日の日付は、昨日と同じなのです。
なんかわかりにくいですよね…^^;
ホテルのチェックイン日=日本を出発した日
つまり、ホテルのチェックイン日は、日本を出発した日と同じ日にする必要があります。
4泊6日の旅行なら、出発日から4泊分の予約を取りましょう。
例えば、7月1日に日本を出て7月6日に帰国する4泊6日旅行の場合は、7月1日チェックイン、7月5日チェックアウトとなります。
・7/1:夜に日本を出発 → 日付変更線を越えて、朝にハワイ着。ホテルにチェックイン。ハワイ泊①
・7/2:ハワイ泊②
・7/3:ハワイ泊③
・7/4:ハワイ泊④
・7/5:ホテルをチェックアウト。ハワイ発。
・7/6:日本着
時差が大きいせいで、この辺は間違いやすいので、要注意です。
空港からホテル間の移動
ホノルルの国際空港からホテルまでの移動は、送迎バスの利用が安いです。
→ 空港送迎バスを検索
観光は、現地オプショナルツアーを利用すると良いでしょう。
「この木何の木、気になる木~♪」で有名な木を見に行くオアフ島1日観光ツアーや、海の上に現れる絶景・サンドバー(白い砂浜)を楽しむツアー、イルカと泳ぐツアーなんかが人気です。
>ハワイの人気オプショナルツアーを探す
>JTBのハワイオプショナルツアー
現地で地図やレストラン情報を見たいなら…
ハワイで地図やネット検索、SNSを見たいなら、海外Wifiをレンタルして行くと便利です。(ここで予約すると安いです。 → グローバルWiFi)
Wifiを持ち歩けば、道に迷った時もすぐグーグルマップで検索できるし、トラブルがあっても翻訳アプリを使えるので英語が苦手な方でも安心です。
※WiFiのプラン:地図やネットをたまに見るぐらいなら一番安い「4G LTE 300MBプラン」でOK。何人かでシェアして使うなら「4G LTE 600MBプラン」が良いでしょう。
※WiFiの使い方:ハワイに着いたらWiFi端末の電源を入れて、パスワードを入力するだけで使えます。難しい設定はいりません。
> 海外WiFiの料金をチェック
ハワイ旅行の安い時期まとめ
最後に要点をまとめると、次の通りです。
- 4泊6日でハワイに行く場合、平均最安ツアー価格は11.5万円。
- ツアーの最安月は1月、個人手配の最安月は12月だった。全体的には11~1月と4~6月が安く、7~9月が高かった。
- 諸経費を含めて、9万円台のツアーなら、かなり安い。
- ハワイまでの飛行機代(往復直行便)の平均最安額は8.2万円ほど。
- ハワイのベストシーズンは4月~9月。
- ハワイはホテル代が高いので、航空券とホテルを自分で手配しても、あまり安くはならない。ただし、ひとり旅ならツアーより個人手配のほうが安い。
- 自分でホテルをとる場合は、時差に注意。ハワイと日本の時差は-19時間なので、チェックインの日は、出発日したと同じ日になる。
- 海外WiFiをレンタルしていくと地図やネットが見れて便利。
以上、ハワイ旅行の時期を選ぶときの参考にして頂ければ幸いです。
なお、良いホテルになるべく安く泊まりたい方や、旅のプランを細かく調べる時間がない方は、前述したツアーの一括見積サイト「タウンライフ旅さがし」を使うのが便利です。
※旅さがしの詳しい使い方はこちら。
↓
※本記事の旅行代金は出発月の前月上旬にHISで検索し、一番安かったツアーの金額を掲載しています。調査期間は2018年5月~2019年4月。グラフのデータはわかりやすいよう1月から並べています。
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