東京からジェット船で約3時間の距離に、「式根島」という小さな島があります。
美しい海と、手付かずの自然が残るこの島には、ゆったりとした時間が流れています。
新島からは船で約10分と近いので、日帰り旅行へ行くことにしました。
※新島旅行記を最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
⇒「東京から船で3時間の楽園「新島」に行ってきました♪」
※前回の記事はこちら
⇒「新島の釣りスポット。今度こそ大物が…」
「連絡船にしき」で、新島から式根島へ
まずは、借りていた自転車を返すため、新島港の観光案内所へ。
営業時間は7:30~と聞いていたのですが、なかなか職員さんが来なくてちょっと焦りました。(5分ほど遅れて、のんびり出勤されていました。島で働くっていいなぁ)
式根島行きの船は、ここ新島港から5分ほど歩いたところにある、小さな港から出ているのです。
(案内がわかりづらいので、つい昨日まで、新島港から出るのかと思ってました)
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新島港から見えるこの白い建物の近くが、式根島行きの港。
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さりげない案内。
小さな小屋で切符を買います。新島⇔式根島の往復で840円。
※東京から式根島への行き方、お得なチケットについてはこちらに書いています。 → 「新島のおすすめ観光スポットとベストシーズン、新島旅行の費用まとめ」
小屋の中は待合所になっていました。船が来るまでここで待ちます。
(時刻表を読み間違えて、30分も早く来てしまった…)
出発時間の5分前になると、式根島への船「連絡船にしき」が到着。
天気悪いですネ…。
一番先頭、テレビの前の席に座りました。
船は定刻通り8:20に新島を出発。
優雅にテレビを見ていたら、予想外の事態が発生しました。
波がものっすごい荒い!!
船はジェットコースターのように、グワングワンと揺れ、その度に体がふわっと浮き、ドスンと着地。乗客はキャーキャー騒いでいます。
ふわっ・ドスン・キャー、ふわっ・ドスン・キャー。をしばらく繰り返したところで、式根島に到着。
ちょっと今日は波が荒かったですネ…。でも、せいぜい10分の辛抱。船酔いするほどではありません!
「ふー、着いたね~!」と言って隣を見ると、あれ?旦那さんの顔が真っ青ではないですか…!乗り物に弱い彼は、完全に船酔いしてました。
旦那さんが休んでいる間に、わたしは観光案内所で情報収集。
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観光案内所。船付き場を出て、左に少し歩いたところにあります。
で、旦那さんが元気になったところで、
10分ほど歩いたところにある
レンタサイクル屋さんへ。
(ここ以外にも、レンタサイクル屋さんは沢山ありました)
普通自転車レンタル:1日1,000円
※借りる前に、ちゃんと空気が入ってるか確かめた方がいいです。
空気が少なかったら、しっかり入れてもらいましょう。
式根島は坂道が多いので、電動自転車のほうが楽かも。(値段は倍だけど)
自転車を少し走らせると
「池村商店」がありました。ここの「あげパン」が美味しい、って「島もよう」(伊豆七島のガイドブック)に書いてあったんだよな~。
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今回の新島・式根島旅行のバイブル「島もよう」
早速中に入ると、美味しそうなパンがずらり。
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これが名物のあげパン。
きなこ味と明日葉味を買いました。
やわらかくて、甘くて、美味しいっ!(≧▽≦)
またしばらく行くと、
今度は「みやとら」を発見!
「島もよう」によると、ここの「島のり弁当」が人気なんだそうです。
早速購入し、外のテーブルで頂きました。
島のり弁当:540円。見た目は小さいですが、ご飯の上に島のり&天ぷらがたっぷり載っていて、意外とボリュームがあります。天ぷら&ご飯にかかってるタレが美味♪
当初のプランでは、シュノーケリングで海の美しさを堪能した後、温泉に入ってのんびりするというものだったのですが、
いかんせん、お天気が…ね。今にも雨が降り出しそうです。
「この寒さでシュノーケリングなんて、罰ゲームだよ…(´Д`)」と、旦那さん。
そこで…
先に温泉に来ちゃいました。
式根島の天然温泉
式根島には、4つの温泉があります。そのうち、海沿いの3つは無料の天然温泉。(入る際は水着着用)
自転車を駐輪場に止め、歩いて温泉へ向かいます。
トンネルを抜けた先には、
「松が下雅湯(まつがしたみやびゆ)」がありました。
脱衣所、水シャワー有り。
足湯もあったのですが、温度がいまいち。…というか、超ぬるい。
実はここ、天然の温泉なので、潮の満ち引きによって温度が変わるのです!ちょうど良い時間帯に来ないと、熱すぎか寒すぎで入れないんですよね~。
※適温は時期によって違うので、事前に観光協会で聞いておくと良いです。
松が下雅湯から、もう少し先へ行くと…
「足付温泉(あしつきおんせん)」がありました。
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一見、ただの「池」っぽい。
ここ「足付温泉」は、切り傷やおでき、水虫、アトピー皮膚炎に効能があり、別名「外科の湯」とも言われているそうです。昔、足に傷を負ったアシカが温泉に入っていたことからこの名が付いたと言われています。
ザブン!と一気に浸かりたいところですが、この後の着替えとか移動とかもろもろ考えるとめんどくさいので、とりあえず足だけ浸かることに。
ちょうど良いタイミングに来たようで、気持ちのいい湯加減でした。
(場所によって熱いところとぬるいところに差があるので、移動しながら、自分にあった湯加減を探し当てるといいでしょう)
ただ自然の温泉だから、当然と言えば当然なんですが、虫が多いんですよね…。
フナムシ・パラダイスでした。
フナムシは、一見ゴキブリっぽくて気持ち悪いんですが、よくよく観察してみると可愛いところもありました。2つに分かれてる足の先っぽが、さらに2つに分かれているところです。皆さんもフナムシに出会ったらぜひ観察してみてくださいねっ♪
※フナムシは岩場に沢山いますが、温泉には入ってこないので大丈夫です。
そんなフナムシ温泉…じゃなかった足付温泉に、一緒に浸かっていた家族連れは、東京から日帰りで式根島に来たそうです。大型船で今朝、島に着いて、この後(午後発)のジェット船で帰る予定だそうな。すごいアクティブ!
「式根島」は小さな島だから、レンタカーで回れば、日帰りでも十分楽しめるのかもしれませんね!「東京から日帰りで行ける南の島」って、素敵な響き…(*´▽`*)
さっきの「松が下雅湯」に戻ると、だいぶ人が増えていました。適温になったのかな?
ここは温泉の色が茶色いので、白い水着を着て入ると、ほんのり茶色に染まってしまうらしいです。濃い色の水着が必須ですネ。
式根島の釣りスポット
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ここは式根島の釣具屋さん。
お店の一角に、釣具コーナーがあります。
釣具のレンタルもやっています。
近くの釣りスポット「式根島港」では、レンタルの竹竿で釣りを楽しんでいる家族が沢山いました。
新東京百景に選ばれた「神引展望台」
島の北部には、有名な展望台があります。
階段をテクテク登って行くと、
…んまぁ、綺麗!眼下には、美しいリアス式海岸が広がっていました。
なんか晴れてきたし…ラッキー♪
ここ「神引展望台」は式根島随一の絶景ポイント。新東京百景にも選ばれたそうです。
青く透き通った海にうっとり。せっかくなので、この美しい海へ泳ぎに行くことにしました^^♪
次回「式根島「中の浦海水浴場」でシュノーケリング♪」つづく。
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りりー
予算99万円・約7カ月で世界一周した格安旅行情報ブロガー。
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