新島と言えば…
モアイ像…ならぬ、モヤイ像が有名。
島の至る所に生息しています。
「モヤイ」とは、新島の方言で「催合」と書き、「力を合わせる」という意味。イースター島の「モアイ」像とは別物らしいです。
渋谷駅の有名待ち合わせスポットである「モヤイ像」も、新島から寄贈されたものなんだとか。
※新島旅行記を最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
⇒「新島の行き方・東京から船で3時間の楽園へ」
モヤイ像は何で作られている?
モヤイ像の素材は、新島特産の「コーガ石」。
新島とイタリアのリパリ島でしか取れない珍しい石で、柔らかくて削りやすい素材なんだそうです。
コーガ石で作られた、アートなのか落書きなのかよくわからない壁もありました。
…。
我々が滞在していた「羽伏浦キャンプ場」のすぐ隣には、コーガ石で作られた「石の動物園」があります。
※キャンプ場の詳細 → 「新島の無料キャンプ場「羽伏浦キャンプ場」が超オススメ!」
石の動物園:入場無料
まぁ「動物園」というよりは、ただの公園に石の彫刻を置きまくった感じのとこです。
けっこうシュール。
この表情…!
かわいい(*´▽`*)
公園内のアトラクションも、楽しいです♪
自分、高所恐怖症なんで、このアトラクションは怖かったです。
↓
「登ってみたはいいものの、恐怖で足がすくむ」の図。(アトラクションの耐久性が不安で、結局飛べなかった…)
新島最終日
ついに新島を去る日がやって来ました。
最終日は…
「おまえらいい加減にしろよ!!」
という怒鳴り声で目が覚めました。
実は、昨日からキャンプ場に嵐が吹き荒れているのです。
大学生の体育会系グループがやって来て合宿を始めたんですが、熱血先輩が後輩にゲキを飛ばしまくってるせいで、平和なキャンプ場が、一気に戦場と化してしまいました。
「おまえら、ふざけんなよ!」
「早くロープ持って来い!」
「疲れてんのか!?違うだろ!?こんな大自然の中にいて、疲れるわけないだろう!!」
熱血先輩の勢いは、とどまることを知りません。
あまりの迫力に、こっちまで怒られた気分になってシュンとしていたら、イタリア人キャンパーが、わざと彼に聞こえる声で「意地悪ナ人ハ、ドコノ国ニモイルネ!!」と言ってました。さすが外人…!!
それでも、そんな批判に負ける熱血先輩ではありません。彼はあくまでも「後輩のため」を思って説教しているんでしょうからね。
昨夜も部員全員を集めて、1時間もお説教かましてましたし。(マジで1時間説教してました!よく話が尽きないな…)
でも、熱血先輩の話に耳を傾けてみると、彼はちょいちょい「名言」らしきものを挟んでいました。
ソーメンを食べ残した後輩を叱るときは、こうです。
「ソーメンが残ってるんじゃない!おまえの心が残ってるんだ!!」
物を無くした後輩を叱るときはこう。
「物が無くなったんじゃない、おまえの心が無くなったんだ!!」
…?
一見良いこと言っているようですが、冷静に考えてみると意味不明な名言でした。
でも、彼は100%本気。後輩も笑うに笑えず、シリアスな表情を作っていました…。
朝食にカップ麺を食べようとお湯を茹でていたら、熱血先輩のなっがーいお説教がようやく終わりました。
そういえば今朝5時前にトイレに起きたとき、熱血先輩に見張られながら、片づけを続ける後輩たちがいました。おそらく昨晩はほとんど寝てないんじゃないでしょうか。「ようやく終わったね。お疲れさま、早く寝な~」と心の中で思っていたら、熱血先輩が最後に一言。
「本当に生まれ変わりたいと思うやつだけ、今から練習に来い!!」
えぇぇ~!!今から練習!?マジで!?
「私語禁止!一人ずつ並んで行け!!」と叫ぶ鬼先輩に、「ちょっと寝たいです…」なんて言える勇者がいるはずもなく、後輩たちは皆おとなしく練習場に向かっていました。地獄の合宿だな…(;゚□゚)
海を見ながらラーメンをすすった後は、お片付け&荷造り。
テントは底面を陽に当てて、乾かしてからしまうと良いそうです。
帰りのジェット船は、急遽、新島港から渡浮根港に変わりました。(朝、島内放送がありました)
波が高いと、新島港は無理みたいです。
キャンプ場のおばちゃんに聞いたら「ちょっと早めだけど、10時に前の通りでバスを待ってて」と言われたので、時間どおりに待っていたんですが、
バス、全然来ない…。
小雨が降る中、約1時間待って、ようやく来ました。
おばちゃん、余裕持ちすぎだよ…。
※港が渡浮根港に変わったときは、臨時バス(無料)が運行されるようです。あとで知ったのですが、臨時バスは、船が港を出る1時間前に新島港を出るみたい。11:50発の船に乗る予定だったわたしたちは、10:50にキャンプ場前の道路にいれば良かったみたいです…あらら。。なお当初の予定通り、船が新島港発の場合もキャンプ場から無料バスで行けます。(※2014年夏季の情報です。最新情報は観光協会等にお問い合わせ下さい)
渡浮根港
港でお土産を買おうと思っていたのに、渡浮根港にはお店が1件もありません。
小雨が降っていたので、船が来るまでの間は、バスの車内で待つことができました。
出発時間ちょうどに船が到着。あ!こ、これって…!!
わたしが乗りたいと思ってた、ド派手ピンク船「セブンアイランド愛」じゃないですか!?
(詳細→「新島の行き方・東京から船で3時間の楽園へ」)
目にも鮮やかな、林家ペー・パー子色。
最後に希望が叶ったわたしは、満足感いっぱいで東京に帰ってきたのでした。
ちなみに、島で買えなかったお土産は東京の港で売ってました。
新島だけでなく、大島や八丈島、小笠原諸島…などのお土産も揃ってます。島でお土産を買い忘れても安心ですね!
次回は、新島を安く楽しむための激安旅行情報をまとめてお届けします^^♪
↓
「新島の観光スポット、行き方、旅費など 新島激安旅行情報まとめ」
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コメント
りりさ~ん、お久しブリーフです。(爆笑←空気読めなくてすいません)&友達面してすいません。
モアイ像じゃなくてモヤイ像ってのが、微妙にパクリ感あっていいですね。ところで、今、世界一周旅行ブログ村1位の旅人美容師さんの記事のインド編読んでましたら、オカマが電車内でカツアゲしてる光景は地獄だったってところでウケマシタ。
これ、カツオさんのブログでも見かけたと書いてあり、インドの電車内の日常みたいですね。自分もぶっちゃけ見たかったです。
りりさんは見たのかな?しっかり記事読んでなくてすいません。
さて、ここまでが前置きで次からが本題です。(めっちゃ長くてすいません)
りりさんは多分、頭にきた時にキレルことはあまりないと思うんですが、メンタルコントロールはどうやってますか?
自分はあまりにもストレートに怒りを表に出すタイプで悩んでます。別にそれでもいいんですが、さらにキレまくってる先輩とか見てると真剣にこうなりたくないと思ってます。
気付いたらこのコーナーを人生相談みたいにして申し訳ないですが、直感的にりりさんなら丁寧に答えてくれるかと思いまして。
by 旅好き男 2014/11/09
> 旅好き男 さん
わぁ、旅好きさん、お久しブリッコで~す\(*´▽`*)/
インドのオカマが電車内でカツアゲしてるのはよくある光景ですよ~(笑)特に男性が被害にあいますね。オカマの方々は、元々が男性な分、ガタイも良いし、マジで恐いんですよ~(でも女性にはあまり絡んでこないです)
確かに、怒りの感情ってコントロールが難しいですよね~!ちょっとのイライラなら最初は我慢出来たとしても、積もりに積もるといつか爆発しちゃうし、そもそも怒りを我慢して貯めこむのは身体に良くないし…かと言って、誰かに怒りをぶつけたくないですもんね。
わたしは、頭にきたとき(や、悩んでいるとき)は、日記を書くことが多いです。殴り書きで、ノートに怒りをぶつけます。全ての感情や、なぜ怒ったのか出来事を全て紙に書き終えると、自分の感情が整理されてきて、怒りの原因が見えてきたり、今後どうしていったらいいか対策が見えてきたりします。
あとは、座禅を始めてから感情のアップダウンが少なくなりました。日本でもたまに座禅合宿へ行きます。インドでも参加してきましたよ^^
↓
http://liliki.net/blog-entry-181/
毎日座禅をすると、心が落ち着きます。ま、最近サボりがちなんですけどネ…、またやらなくちゃ!
お近くの寺院で座禅教室があってたら、参加してみるといいかもしれませんね。(なかったら、座禅や瞑想の本がいろいろ出てるので、読んでみるといいかも)
あとは一人カラオケも、ストレス発散に最適です^^♪
by りりー 2014/11/09
早速、コメントありがとうございました。お久しぶりっこっていいですね。笑い
いただいたアドバイスとても参考になりました。
日記や座禅か・・なるほどそれは良さそうですね。
自分もやってみようかな。なぜ怒ったかを分析するのも良いですね。
なんかこのまま行くと電車内でぶち切れながら次々とお金をカツアゲしていくインドのオカマに転職してしまいそうなんで。泣
またお久しファブリーズな頃、よろしくお願いします。
by 旅好き男 2014/11/10
> 旅好き男 さん
日記や座禅、ぜひぜひ試してみてください~^^
あまりストレスを溜め込みすぎると、怒りが爆発してカツアゲのオカマに転職しちゃうかもしれないので(笑)、定期的にストレス発散してくださいね。泣ける映画を見て泣くのも、ストレス解消に良いらしいですよ。あとは登山などで自然に触れるのも、癒されるのでオススメです♪
アハハ(≧▽≦)お久しファブリーズいいですね~!(笑)
また、その頃を楽しみにしてます♪
by りりー 2014/11/10