旅行記ブログ:りり記

【北岳山荘 VS 肩の小屋 宿泊レポート】北岳の山小屋で起きた悲劇…!

time 公開日:2018/09/12   

北岳の山小屋に泊まった夜、悲劇が起きました…。

北岳には「北岳肩の小屋」と「北岳山荘」の2つの山小屋があります。

今回は両方に宿泊してみたので、2つの比較と、私の体験した山小屋での悲劇について書いてみます。


※山小屋での悲劇だけ知りたい方は、こちらまで飛んでください。

北岳の山小屋比較

北岳の山小屋に泊まる際、よく候補に挙がるのは「北岳肩の小屋」と「北岳山荘」の2つです。

北岳山頂までは「肩の小屋」からなら約40分、「北岳山荘」からなら約1時間半かかります。

立地的には「肩の小屋」のほうが北岳山頂に近いですね。

< 北岳肩の小屋 情報 >
・電話:090-4606-0068 / 080-9524-5262
・営業:6月中旬~11月上旬
・料金:1泊2食8,500円。素泊まり5,500円。お弁当1,000円。
・テント場:1人700円。50張り。風の強い日は、外出時にテントが飛ばされることがあるので、確実なテント設営技術&山岳テントが必要。
・メモ:宿泊は事前予約が確実。収容人員150人。水場は下り15分程度。小屋だと水1L:100円。自炊場あり。標高3000m。

1泊2日で間ノ岳も登るなら、「北岳山荘」のほうが便利かもしれません。

< 北岳山荘 情報 >
・電話:090-4529-4947 / 055-282-6294
・営業:6月中旬~11月上旬
・料金:1泊2食8,700円。素泊まり5,800円。お弁当1,000円。
・テント場:1人800円。80張り。
・メモ:10人以上の団体以外は、予約不要。収容人員150人。水場あり。標高2900m。

ちなみに、もう少し下のほうにある「白根御池小屋」に泊まるという選択肢もあるんですが、

朝早く山頂へ着きたいなら、やはり「肩の小屋」または「北岳山荘」に泊まるのが良いと思います。

白根御池小屋」は、宿泊した人に感想を聞いたところ、「新しくて綺麗で良かったけど、寝る部屋が少し狭くて足がぶつかる感じだった」とのこと。

ただ「肩の小屋」や「北岳山荘」ほどは混雑してないそうです。

< 白根御池小屋 情報 >
・電話:090-3201-7683
・料金:1泊2食8,300円。素泊まり5,500円。テント1人500円。お弁当(昼食)1,100円。
・部屋:10畳の部屋と8畳の部屋が12室。混雑時以外であれば、個室も可能(別途+5,000円)
・メモ:水場、自炊場、乾燥室あり。携帯は圏外みたい。テント場は50張り。標高2230m。

以下、今回泊まった「肩の小屋」と「北岳山荘」の宿泊レポートです。
  

北岳肩の小屋 宿泊レポート

朝早く登山口を出発して、

肩の小屋」に着いたのは、お昼頃。


受付でチェックインを済ませ、


荷物を置いたら、


階段を上がって、


2階の部屋に行きます。


2階は仕切りのない大きな部屋になっていて、


指定された番号の位置で寝るスタイルでした。


番号が書いてあるところが1人分のスペースなので、かなり狭い感じです。


トイレや水場は外にあります。

トイレは男女兼用


こちらは素泊まりの方用の自炊室。


水は1Lにつき100円と有料です。洗顔や歯磨きの際も、買った水を使う必要があります。


夕食は先着順で、早いグループは16:40~。我々は17:10~でした。

明日の朝食は5:00~並んだ順とのこと。すごく並びそうだったので、お弁当に変更しました。


お弁当は19時頃に受け取りました。

中身はこんな感じ。
 ↓

ご飯、きんぴらごぼう、魚、芋、たくあん、ゼリー…って感じでした。


夕飯を食べたら、部屋に戻って早めに寝ます。

布団はいわゆる「せんべい布団」で、寝心地はそんなに良くなかったです。でも疲れていたのですぐ眠りにつくことができました。

しかし…。

深夜3時に、バタッバタッ…ガサガサ…という音で目覚めました。

ご来光を見に行くグループが、準備を始めたのです。布団をたたんだり、荷物をガサガサあさったり、懐中電灯で周りを照らして探し物を始めたり。

…ちょ、まぶしい!!

懐中電灯の光ってすごく強いので、部屋の中では使わないで欲しいんですよね。。

スマホの液晶(画面が暗くなるアプリを入れたやつ)か、光の弱い赤ライトを使ってほしいのだけども。。
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やっぱり仕切りのない大部屋だと、こういうところが嫌ですね。しまいには、ランタンを取り出して、周囲をずっと明るく照らし続ける人まで現れて…。
 

本当はもうちょっと寝ていたかったのですが、うるさいしまぶしいし…で、とても寝ていられなかったので、仕方なく起きました。


外に出ると富士山が見えて、綺麗でした。

< 北岳肩の小屋の個人的評価(5点満点)>
・食事:★★
・スタッフのサービス:★★★
・部屋の広さ・快適度:★★
・布団の寝心地:★★
・その他サービス:★★(水が有料)
・総合:★★(2.6)

次に、もう一つの山小屋「北岳山荘」の宿泊レポートです。

北岳山荘 宿泊レポート

早朝に肩の小屋を出て、北岳に登り

北岳山荘に着いたのは、朝8時頃。


受付を済ませた後、


誰もいない部屋で少しのんびりしました。


ここは肩の小屋と違って部屋が分かれているため、昨日より落ち着いて眠れそうです。


トイレはやはり、男女兼用。


肩の小屋と違って、水は無料でした。


山雑誌の置かれた本棚や


乾燥室、


自販機もありました。


こちらが食堂。


我々が行った日は18時から夕食だったので、少し早めに並び、一番乗りで食堂に入りました。

おひつが近くにあったので、後から来た同じテーブルの人のご飯をよそってあげてたら、スタッフの方から、「18:20までに食べきって食堂を出て下さい」というアナウンスが…!

時計を見ると、指定の時刻まではあと15分もありませんでした。…じ、時間がない!! 人より食べるのが遅い私は、大慌ててご飯をかきこみました。


今日の夕飯はサバの味噌煮。肩の小屋のご飯より、美味しかったです。かなり慌ただしかったけれど。


夕食後、外に出ると、綺麗な夕日を見ることができました。

部屋に戻ると、みんなが布団を敷いていました。

完全に足の踏み場がない状態…!

私は入口に一番近い布団だったので、夜中トイレに行く人に足を踏まれそうだな~と思いつつ、眠りにつきました。

ちなみに、布団はしばらく干していなかったのか、少しホコリっぽかったです。

早朝3時に、ご来光を見に行く人たちが布団をバタバタ畳んだせいで、ホコリが舞って、くしゃみが止まらなくなりました…^^;


朝食は4:30~でした。

< 北岳山荘の個人的評価(5点満点)>
・食事:★★★
・スタッフのサービス:★★★
・部屋の広さ・快適度:★★★
・布団の寝心地:★★
・その他サービス:★★★(水が無料)
・総合:★★★(3.2)

ちなみに、北岳山荘では夜中に、とある事件が起きました…。

北岳の山小屋で起こった悲劇

山小屋に泊まるとき、一番気になることといえば、どれほどのスペースが自分に与えられるのか…という点です。
 
混雑した山小屋だと、1つの布団を2~3人で分け合わなければならないこともあるのです。


今回、1泊目の「肩の小屋」では、4人で3枚の布団を与えられました。少し狭いですが、あまり寝返りを打たなければ大丈夫。知らないカップルと布団をシェアして就寝しました。


2泊目の「北岳山荘」では、早い時間にチェックインをしたおかげか、1人1枚の布団を与えられ、大喜びしていました。

…が、夕方になると人が増えてきたようで、やはり4人で3枚の布団を分け合う形となりました。

そしてその夜、悲劇が起きたのです。
 

夜中、

ゴオオオオォォーーー!!!!

…という強烈な地鳴りで目が覚めました。

なんだっ、なんだ!?

一瞬パニックに陥っていると、またもや

ゴオオオオォォーーー!!!!

という爆音が部屋中に響き渡りました。
 

目を凝らして、音が聞こえてくる方角を見てみると…なんということでしょう!

ゴオオオオォォーーー!!!!という爆音は、隣の隣で寝ているおじさんが発していたのです。

…な、なんて凄まじいイビキなの!!!!

もうね、あまりの爆音にぶったまげました。

もちろん、これまでも山小屋では、数多くのイビキに遭遇してきました。だから寝るときはいつも耳栓をして、万全の対策を期していたのです。

 
と・こ・ろ・が!!

彼のイビキは、次元が違ったのです。爆音というか…もはや振動。地響き。大地震。…音というより振動なのです。
 

太鼓の「ドン!ドン!」という音って、音も大きいんですけど、その振動が体に伝わって、全身に音が響いてくるじゃないですか。そういう感じです。もうね、耳栓で防げるレベルじゃないんです!

こんな凄まじいイビキがこの世に存在したなんて…!!

彼こそまさに、イビキ界の王様…「イビキング」と名付けよう。

 

それはまさに、百獣の王の雄たけびのようだった…

 
もしイビキングが自分の家族だったら、すぐさま叩き起こして、横向きにさせたり、口を閉じさせたり、何らかの対策をするところなんですが、彼はあくまで赤の他人。

気持ちよく寝ている他人を起こすなんて、到底できることじゃありません。 

 
でも同室のみんなも、イビキングのせいで眠れていないようです。ため息をついたり、寝返りをうったり、咳払いをしてみたり…。もちろん、咳払いぐらいでイビキングが起きるわけもなく。。
 

あ!

そういや、イビキングは奥様と2人で来ていたような。奥様、どうぞイビキングを静めてくれたまえ……

そう思って奥様の方を見ると…な、なんということでしょう!

彼女は何も聞こえていないかのように、静かに寝ています。…もはや、この爆音に慣れきっているのでしょうか。さすがイビキングの妻。あっぱれです。

 

ンゴオオオオオオオオオオォォーーー!! ングッ!……………………………。

ンゴゴゴオオオオオオオオオォォーーーー!ンゴッ!………………………………。

イビキングの息は、たまに止まっているようです。これは睡眠時無呼吸症候群ってやつじゃないでしょうか。…大丈夫かしら?
 

静寂と轟音の狭間に揺れながら、私の気持ちも揺れ動いていました。

もし私がイビキングだったら、間違いなく叩き起こして欲しいからです。

自分のイビキのせいで、みんなが眠れない状況になってたら…、ひそかにみんなの恨みを買っていたら…こんなに辛いことはありません。
 

私だったら、すぐに起こしてほしいけれど…でもイビキングにとってはイビキが日常。叩き起こされることは望んでいないかもしれません。
 
でもでも…! このままじゃ、いつまでたっても寝れないし…。いっそ、起こしてしまおうか…。寝る姿勢が変われば、イビキングのイビキも消えるかもしれない…。

ありったけの勇気を振り絞って声をかけようとすると、旦那さんに「やめな!!」と強く止められました。
 

…あ、そ、そうだよね、逆ギレされるかもしれないもんね。変なトラブルに発展したら困るし。。

結局、我々はゴジラの叫び声のようなゴオオオオォォーーー!!!!という爆音を一晩中聞かされ続けたのでした。

翌朝、同室の人が「昨日のイビキ、すっごかったね~!」「ほんと!全然眠れなかった。頭痛いわ…」とボヤいていました。
 
一晩にして、甚大な被害をもたらしたイビキング。彼のことは、いつまでも忘れないことでしょう。

「肩の小屋」と「北岳山荘」どっちがおすすめ?

「肩の小屋」と「北岳山荘」の両方に泊まってみた結果、個人的には「北岳山荘」の方が良かったです。

「肩の小屋」より新しくて綺麗だし、水も無料だし、部屋が分かれている分、落ち着けました。(イビキングに遭遇するというハプニングには見舞われましたが…)
 

「肩の小屋」って、一つの部屋に大人数が泊まるから、落ち着かないんですよね。人数が多い部屋だと、深夜にガサゴソ用意をしたり、懐中電灯で周りを照らす人も増えちゃうので…。

 
混雑具合は、私が泊まった日でいえば、どちらもあまり変わらなかったです。

でも、基本的には「北岳山荘」の方が人気みたいで、シーズン中の土曜日に泊まると、一枚の布団を3人で分け合なくてはならないほど混雑するそうです。

「北岳山荘」に泊まるなら、週末は避けましょう。
 
 
ちなみにイビキ対策ですが、普通のイビキ音であれば、良い耳栓を持っていけば、防御できます。
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イビキの心配がある方は、ぜひ試してみてください~。

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※北岳の登山レポートはこちら → 「【北岳登山】おすすめのルートは? 初心者の北岳・間ノ岳縦走レポート

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