旅行記ブログ:りり記

小笠原・南島への行き方。ついに上陸!地上の楽園とは、このことか!?

公開日:2013/12/2 

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父島の南西にある「南島」は、国の天然記念物に指定されている無人島で、小笠原でも一番の絶景スポットと言われています。

…しかし!

南島に上陸ができるのは1日100人まで。

ガイドの同行が必要で、島に滞在できる時間は最大2時間までという厳しい制限があります。

なので、南島は基本的に、個人で行くことはできません。

ツアーに参加しない限り、南島に上陸することはできないのです。

私も、小笠原諸島の父島にあった旅行会社で申し込んで、南島のツアーに参加しました。

※詳細はこちら ⇒「小笠原諸島の旅行を安く楽しむ♪小笠原観光のコツを伝授します!

今回は、そんな南島のツアーに参加した時の旅行記をお届けします。


南島ツアーへ出発!

集合時間の13時に、ツアー会社に行って、

フィンやマスクを合わせた後、車に乗りこみました。

車内では、ガイドさんが今日のツアーについて説明してくれます。



こういうイルカに会えるらしい!

わーい!楽しみ~\(*^▽^*)/

車に乗って、3分もしないうちに、港に到着。

エメラルドグリーンの海に感動しつつ、小船に乗り込みます。

これが、わたしたちの船「ドリーム号Ⅲ」

船の中では、別のガイドさんがツアーの注意事項を説明します。

全部で5回泳げますが、それ以上は泳げません。
5回全部泳がなくても、何回かお休みしても大丈夫です」

「気持ちが悪くなったら、トイレで吐かずに、海に吐いてください。
トイレで吐くと、匂いがこもって、ますます気持ち悪くなります。
海に吐けば、お魚さんたちが、喜んで食べてくれます」

「今日は波が荒いので、南島には、上陸できないかもしれません

うん、なるほどね。

…って、

え!?

えっ!!??

み、南島、行けないの!?(;゚□゚)ガーン!!

実は…

私が、小笠原で一番行きたかった場所が、この南島だったのです。

しかし、南島へ上陸するには様々な制限があるため、ガイドの同行するツアーでないと行けないのです。

そこで、この南島上陸ツアーに申し込んだわけなんですが…!

南島へ行くには途中、岩と岩の間を通らなきゃ行けないらしく、その道が、かなり狭いそうなんです。

で、波が荒い日だと、なんと!船が岩に衝突しちゃうかもしれないんだって!!こわーっ!!(≧Д≦)

…うん、行かなくてもいっか。。

危ないの、嫌だし!(´▽`)

小笠原の綺麗な海と魚たち

それにしても、海が綺麗だな~!

しばらく進むと、船が止まりました。

ここで1回目のシュノーケリング・タイムだそうです。

乗客のみんなは、のろのろと用意して、海へと入っていきました。

あいにく、お天気がイマイチで少し肌寒かったため、わたしは、今回は船の上で見学することに。

まだ、あと4回ももぐるチャンスがあるんだから、もっと晴れてきてから、入ればいいのです。(´ー`)v

それにしても、すごい透明度!

船の上からでも、たくさんの魚たちを見ることができます。

旦那さんは、水中カメラでたくさん、魚の写真を撮っていました。

魚、多いな~っ!!

地上の楽園、南島への道

シュノーケリングの後は、波の様子を見に、南島の近くへ行ってみることに。

そして、ついに難関の狭い場所にたどり着きました。

波は、けっこう荒いです。

…だ、大丈夫かな??(´ー`;)

わたしの心配をよそに、果敢な船長は、この波に挑戦することにしたようです。



船長。

乗客は、スタッフの指示に従って、前の方につめて座り、

全体のバランスを取るため、男性陣は船の両サイドに立って、スタンバイ。

すると、船は一気にスピードを上げて、岩の間をめがけ突撃~!!!

グワングワンと船体を大きく揺らしながら、船は前に進みます。

ドキドキ…!(;゚□゚)

船は、なんとか岩の隙間を抜け、静かな入り江にたどり着きました。

あー、緊張した。(´Д`) =3

通り抜けた瞬間、誰からともなく、果敢な船長をたたえる拍手が沸きあがりました。



「皆様、ありがとうございます」と、嬉しそうな船長。

南島には、船着場がないため、船の舳先から岩の上へと上陸します。

岩はかなり鋭くとがっているため、

ケガをしないように注意しながら登っていきます。



あ、カニだ。

しばらく歩いて行くと…

ガイドブックで見たことのある景色に、たどり着きました。

台風の直後だったおかげで、誰の足跡もない綺麗な白砂ビーチが広がっています。

穏やかに輝く白砂と、美しいグラデーションを見せる海、そして、その上にかかるアーチ型の岩壁…。

まさに、自然の作り出した芸術作品でした。

寄せては返す波を見ていると、まるで、動くアートを見ているような不思議な気分になってきます。

ふと砂浜に目を落とすと、

のそのそ動く小さな生物が。

天然記念物の「オカヤドカリ」でした。

警戒心が強いのか、すぐ中に閉じこもってしまいます。

すると、ガイドさんは、そんなヤドカリを持ち上げ、

口の中へ。

え、えぇ~!食べちゃうの?!!(;゚□゚)キャー!!

…とびっくり仰天していると、なにやら「はぁーっ、はぁーっ」と息を吹きかけているようでした。

こうやって、温かい息を吹きかけると、ヤドカリは嫌がって、外に出てくるらしいです。

ヤドカリかわいい~(≧▽≦)



こちらは、1,000年前に絶滅したといわれる「ヒロベソカタマイマイ」の化石。

今は、ヤドカリさんのお家にもなっています。

あら?

ふと気づくと、鳥がポツンと座っていました。

これは、何かの鳥の赤ちゃんだそうです。(何の鳥か忘れたけど)

台風のせいでお母さん鳥から、はぐれてしまったみたい…。

一人で、寂しそう…。

でも、こういうのは人間が助けちゃいけない決まりになってるんだって。

「残酷ですが、この子はここを動くことができません。このまま死を待つしかないんです…」

と言うガイドさんの言葉に、しんみりとするみんな。

そして…

一人が写真を撮ろうと少し近づいた、次の瞬間でした。

バサバサバサ…!!

鳥は、飛んでいきました。

「…え、飛べんじゃん!」という、みんなの心の叫びが聞こえた気がしました。

お母さんに会えるといいね。

イルカはどこだ?!

南島を満喫した後は、再び船に乗り、みんなでイルカを探すことに。

「海面に、チラッチラッと背びれが見えたら、そこがイルカの居場所です。みなさん、ちょっとでもあやしいと思ったら、すぐに教えてください」

という船長の言葉にしたがって、みんな必死でイルカを探します。

どこだ?

どこなの?

イルカちゃん、どこ?!

…全然いないっす。

なんか、日が暮れてきたね。

結局、わたしたちはイルカを見つけられないまま港に戻り、ツアーは無事終了したのでした。

…って、え?あれ?

5回もぐるんじゃなかったっけ?1回しか、もぐってないんだけど?
(むしろ、わたしなんて1回も、もぐってないんだけど!

そんな疑問を残しつつ、宿に帰ったのでした。

*南島の上陸とイルカの捜索に時間がかかったため、もぐる時間が少なくなってしまったようです。今後ツアーに参加される方は、遠慮せず最初からどんどんもぐるのが、オススメです☆

小笠原の名物料理

夕飯は、父島の人気店「チャーリーブラウン」で食べることにしました。

オシャレな雰囲気の店内。

料理もオシャレで、とーっても美味しいです^^♪



これは、ウミガメのお刺身。

ウミガメ料理は、小笠原の伝統料理なんだそうです。

食べてみると、馬刺しのような味でした。馬刺し食べたことないけど。

(ぶっちゃけ、マグロの刺身の方が美味しいな、と思いました)



この「メカジキのステーキ」は、最高に美味しかったです♪オススメ!

次回:「【小笠原の観光地図】父島の観光スポットを一周してみた!」へ、つづく…^^


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