旅行記ブログ:りり記

南ドイツのカルフ(ヘルマン・ヘッセの故郷)と黒い森観光

公開日:2015/10/14 

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カルフ(カルプ・Calw)は、ドイツの作家「ヘルマン・ヘッセ」の生まれ故郷として知られる町です。


 ↑
ヘッセの生まれた場所。

この町では、

ヘルマン・ヘッセ博物館を訪れたり、

かわいい町並みを楽しんだり、

黒い森を散策したりしました^^♪


ヘルマン・ヘッセ博物館

まずは、町の中心部にある「ヘルマン・ヘッセ博物館」へ。

ヘルマン・ヘッセはドイツを代表する作家で、幼少期は「神童」と呼ばれるほどの天才少年だったそうです。


 ↑
4歳の頃のヘッセ。かわいい…

ヘッセは難関試験を突破して、エリートの通う全寮制のマウルブロン神学校* に入学しました。

*マウルブロン神学校:以前紹介したマウルブロン修道院の神学校です。詳細 → 「マウルブロン修道院の見どころ(南ドイツのおすすめ世界遺産)

で、そこまでは良かったんですが、そのあと精神的におかしくなって、半年でその学校を脱走しちゃったそうです。

それからは自殺未遂を図ったり、職を転々としたり…といろいろあったヘッセですが、最終的に小説や詩を書いて、ノーベル文学賞まで受賞しちゃう作家になりました。

立派になったね、ヘッセ…。

少年期の様子はヘッセの自伝的小説、「車輪の下」にも描かれています。

車輪の下 (集英社文庫)

 
 
いつものごとく、わたしは「漫画で読破」シリーズで読んだんですが、
 ↓

車輪の下 (まんがで読破 MD120)

 
 
すごく真面目な話かと思いきや、意外とBL* 要素もあるユニークな作品でした。

*BL=「ボーイズ・ラブ」の略。男性同士の恋愛をテーマにしたもの。

ヘッセの作品は翻訳され、世界中の人々に読まれています。

日本語の本も、たくさんありました。


 ↑
逆になってる…(笑)

ヘッセは絵を書くのも好きだったそうです。

たび重なる挫折を経て、自分の道を切り開いていったヘッセ。そんな彼の作品をもっと読んでみたいな~と思いました。

特にこれが面白そう。まず、タイトルがすごい。
 ↓

地獄は克服できる

『少年期から社会や人生に折り合いをつけることが苦手で、挫折を繰り返し、たびたび自殺願望やうつ状態にとらわれたヘッセが、心の苦しみからの脱出法を体験的に述べたエッセイ。ストレスに悩む現代人のための妙薬ともいえる書』とのこと。すごい説得力ありそうですね…!

ヘルマン・ヘッセ博物館の詳細

・開館時間:11時~17時(木曜は19時まで。月曜定休)
・入場料:5ユーロ。日本語のオーディオガイドもあるそうです。
・ホームページ:こちら(日本語)

カルフの街を散策

カルフの街は、めちゃめちゃカワイイです…!

メルヘンチックな建物でいっぱい♪

まるで、おとぎ話の世界に迷い込んでしまったみたいです…!

狭い階段を登って上に行くと

美しい景色が広がっていました。

…日が沈むまでここで、たそがれていたい。。

黒い森を散策

さらに上へ進むと、そこには「黒い森(シュヴァルツヴァルト)」が広がっていました。

この「黒い森」は、モミやドイツトウヒの木がうっそうと生い茂って、暗く(黒く)見えることがその名の由来なんだとか。

緑の中でリフレッシュしてから、街に戻ります。

橋の上に、ヘルマン・ヘッセの像が立っていました。

ヘッセは「カルフ」の町を心から愛していたそうです。

そんなヘッセの愛した「カルフ」は今も変わらず、穏やかで美しい景色に満ちていたのでした…^^

次回「南ドイツのおすすめ絶景スポット「ホーヘントウィール要塞」」に、つづく…♪


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※この記事は、European Travel Commission(欧州旅行委員会)との提携により「iambassador」が管理・運営を行ったブロガー旅行イベント「Visit Europe」で訪れた街のレポートです。ブログの内容はいつも通り、著者本人の個人的見解です。

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