青の絶景・ネモフィラで有名な茨城県の国営ひたち海浜公園。

晴れていれば、空と海とネモフィラで辺り一面が、青一色に染まります♪

そんなネモフィラが最も見頃の時期と、GWの混雑状況、また渋滞を回避する方法について紹介します。

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茨城(ひたち海浜公園)のネモフィラの見頃の時期

ネモフィラの見頃は例年、4月下旬から5月中旬にかけて。

桜に比べると、見ごろの時期は比較的長めです。

ただ暖冬の年は開花が少し早まるので、4月中旬頃から見頃を迎えます。

過去の見頃（満開）の時期は以下の通り。
↓

今年（2021年）はネモフィラの開花が早く、4月11日の時点ですでに7分咲きとなっています。

例年、ゴールデンウィーク頃に見頃を迎えることが多いネモフィラですが、今年は4月16日～24日が一番の見頃になりそうです。

ちなみに、同じ時期の絶景だと、富士芝桜の方が少し開花が遅そうですね。
↓

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ネモフィラ（ひたち海浜公園）は、ゴールデンウィークに行くと道路の混雑が激しいので、日程を調整できるなら、ゴールデンウィークが始まる少し前の平日に行くことをおすすめします。

「カレンダー通りの休みしか取れない！」という方や、ひたち海浜公園内のネモフィラの様子を知りたい方は、以下をご覧ください。

土日・ゴールデンウィークの渋滞回避法

以前、ゴールデンウィークまっただ中に、ひたち海浜公園へネモフィラを見に行ったことがあります。

「ゴールデンウイーク中は、高速道路の出口手前から大渋滞！肝心のネモフィラを見に行く前に疲れ果ててしまう…」

と聞いていたのですが、幸い、渋滞にはほとんど巻き込まれることなくたどり着きました。

なぜなら…

朝早く行ったから。

ひたち海浜公園は通常9:30に開園するのですが、例年、ゴールデンウィーク中だけは朝7:00に開園します。

その時間を狙っていけば、渋滞を最小限に抑えることができるのです。

もちろん高速を降りてからは少し混雑したものの、意外とスムーズに到着することができました。

ちなみにネモフィラエリアに近い西駐車場は混んでいたので、南駐車場にしました。

入口の自動券売機で入園券を購入し、中に入ります。

園内はかなり広め。

ゴールデンウィークのひたち海浜公園の混雑度

中に入ると、大きな観覧車が出迎えてくれました。

ちなみに、南駐車場にあるトイレ（中央ゲート手前）は混んでいましたが、
↓

中に入ったところ（観覧車手前）のトイレは、空いてるし広かったです。
↓

まずは真っすぐ、目的地を目指します。

地図と標識をたよりに、

10分ほど歩くと…

見えてきました！「みはらしの丘」！

すごい数のネモフィラ！

…と、すごい数の人々！！

まだ朝も早いのに、こんなに多くの人がいるとは…！！

人の多さに戸惑いながらも、一面のネモフィラワールドを堪能します。

人の少ないネモフィラの写真を撮りたいなら、開園時刻の10分以上前に行って、開園と同時に入場した方が良さそうですね。

特に、お昼近くになるとツアー客が増えちゃうので、なるべく早めに行ったほうがいいと思います。

ネモフィラは、青空と同じ色でした。

上を目指す人の多さが、尋常じゃないです…！

いったい何があるのかしら？

混雑に負けず、私も上を目指します。

丘を登り切ると、海(太平洋)が見えました。

天気の良い日は、那須連山や筑波山、富士山も望めるんだとか。

鐘を鳴らそうと並んでいる人々の列がすごいです。

この鐘は、「みはらしの鐘」「幸福の鐘」「平和の鐘」など、いろいろな名前で呼ばれているらしいですが、正式名称は特にないみたいです。

上から見ると、広いネモフィラ畑が一望できますね。

ネモフィラは北アメリカ原産で、日本に入ってきたのは、大正時代。

和名は「瑠璃唐草（るりからくさ）」と言います。

秋まきの一年草で冬に成長するネモフィラ。

ひたち海浜公園では11月に種をまくそうです。

比較的寒さに強く丈夫な花ですが、暑さには弱く、夏には枯れてしまいます。

ネモフィラの品種は10数種、黒紫や白色もあります。

日本では一般的に、空色の品種が知られています。

ひたち海浜公園のネモフィラは「インシグニスブルー」という品種なのだとか。

ここひたち海浜公園はかつては日本陸軍水戸飛行場でした。

敗戦後、アメリカ軍水戸射爆撃場として利用された後、1973年（昭和48年）3月に日本に返されました。

この跡地に「平和の象徴として公園を整備したい」という地域の強い思いにより、『国営ひたち海浜公園』が誕生したのです。

ひたちなか市で一番高いこの丘は、何と工事の建設残土を利用してできているとのこと、びっくりですね。

会場の全体像がわかる映像がこちら。
↓

「みはらしの丘」は昨年度から植栽面積が約20%拡大され、4.2ヘクタール、ネモフィラの本数は530万本となりました。

ここは例年、ネモフィラが終わるとコキア（ホウキグサ）が植えられます。

丸くてモコモコとしたユニークな形で、夏は緑、秋は真っ赤に紅葉します。

こちらも楽しみですね♪

どこまでも広がる青一色の世界！…というのをイメージしてきたんですが、

時期が悪かったのか、ちらほらと緑の部分が目立つ箇所も。

それでも可憐に咲くネモフィラは可愛くて、

ライトブルーの世界に魅了されたのでした。

国営ひたち海浜公園の入園料

昨年からネモフィラの時期は季節料金が適用されるようになったため、通常の時期より入園料が少し高くなります。

通常時の入園料は、以下の通り。

ネモフィラの時期である、2021年4月10日(土)～5月5日(水）は季節料金となるため、以下の料金となります。

なお、中学生以下は入園無料です。

国営ひたち海浜公園ネモフィラ情報まとめ

• 住所　茨城県ひたちなか市 大字馬渡大沼605-4　国営ひたち海浜公園「みはらしの丘」
• 開園時間　9:30～17:00（ゴールデンウィーク中は早朝開園7:00。最新情報は、公式サイトのカレンダーをチェックして下さい）
• ネモフィラの見頃　4月中旬～5月上旬（その年の気候によっても変わります）

• 車でのアクセス　東京・宇都宮方面からは、北関東自動車道～常陸那珂有料道路の「ひたち海浜公園IC」を降りてすぐ。いわき・仙台方面からは、常磐自動車道の「日立南太田IC」から約15km。
• 電車でのアクセス　JR常磐線・勝田駅から茨城交通バス（2番乗り場）に乗り、15分で海浜公園西口、または20分で海浜公園南口で下車。

• 駐車場　普通車520円　※休日は渋滞が激しいので、早めの到着を。また、帰りは駐車場の出口が混雑するため、15:00頃までには出た方が良さそうです。
• その他：ペット連れでの入園も可能ですが、必ずリード（ひも）等でつなぐ必要があります。
• コロナ対策：4月10日から5月9日の間、「みはらしの丘」内の順路が一方通行となります（各ゲートで混雑時の推奨ルートの配布あり）。混雑状況によっては、入場の制限もあります。

おまけ

帰りに「たまごの森」というエリアに寄ったら、

枯れかけのチューリップが迎えてくれました。

チューリップは4月中旬～下旬頃が見頃のようです。

まだ咲いている種類も少しありました。

なお遊園地エリア（プレジャーガーデンエリア）には、子ども向けのアトラクションがたくさんあります。

いちばん目を引くのは大観覧車「ブルーアイズ」。

海抜100mからの景色が見えます。

「林間ジェットコースター」も上っていくと、きれいな海がみえます。

「ディスク・オー」は回転しながら右へ左へスイング、風を切る爽快感が楽しめます。

アトラクションは他にも色々あるので、お子様連れなら、ネモフィラを見たあと、遊んで帰るのもいいかもしれませんね♪

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